2006/06/06(火)11:04
ママの休み時間
お天気はいいのですが子供達は少々かぜ気味。主人の帰りは遅くなるとの事。そんな訳で、ひと通り家事の終わった昼下がり、今日は私の休み時間と決め込んでエッセイを一気に読んでしまいました。
最初は一気に読むつもりではなかったのですが、2人の息子さんを持つお母さんのエッセイで、その息子さんとのかなり辛辣なやり取りがテンポ良く書かれていて、面白くて止められなくなってしまったのでした。
時々ケラケラと本を読みつつ声を立てて笑う私を息子は不思議そうに眺めていましたが、その内自分の退屈さがイヤになってきて「ママ遊んでよ~!」と覆い被さってきました。それでもめげずに「今日はママの休み時間!」と振り払いつつ読みふけりました。
小学生、中学生とうちにとってはかなり先の話になるのでしょうが、大きくなったらこんな事言いそうだ、とか、こう言われたら私なら何て答えるだろう、など自分に当てはめて楽しんでいました。でもそんな日常を通して子供達の心の繊細さや、成長、親離れの早さ、それに対する母親の心、そして子供達が心も体もひざにのれないほど大きくなる日があっという間にやってくる事が書かれています。ケラケラ笑っていた私ですが、最後の「生まれてきてくれて、ありがとう」の章では文字がかすみました。
気付くと退屈で寝てしまった子供達。無理に起こして抱きしめたくなるのを押さえて、遊んで欲しいとせがんでいたおもちゃ達が散乱しているのを片付け、起きたら何をして遊んであげようと、ママの休み時間後半返上を決めたのでした。
男の子を持つお母さんなら、きっと一気読みです。
わがままな母親