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テーマ:本日のお勧め(377722)
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こころ優しきお菓子の世界 私たちがふだん何気なく食べているお菓子。 御飯やおかずといった食事とはその役割が少し違って、口にほおばると気分がほっと和らぎ、語らいの場を楽しくしてくれる存在です。 その優しい心はどこからくるのでしょうか? お菓子は洋の東西を問わず、いにしえより人々の知恵や思いに育まれてきたものだからでしょうか? 日本のお菓子の歴史を紐解いてみますと、記紀ににある伝統上の人物、田道間守(たじまもり)が天皇のために非時香菓(ときじくのかくのこのみ)という果物の橘を常世国(とこよのくに)から命からがら持ち返ったという話も伝わっており、昔は自然の果物が菓子(果物)だったことがわかります。 その後、人が加工してつくるという今のお菓子のスタイルになったのは、奈良・平安時代に輸入された唐菓子にルーツが見られるようです。 より味わいよく、より美しく・・・・・ そんな思いを込めてつくられるお菓子は、茶菓子としての「点心」長崎を中心に広がった「南蛮菓子」 現代の和菓子のほとんどがつくられた江戸時代の「京菓子・江戸菓子」さらに明治以降の洋菓子の輸入や大量生産の時代を経て、現在を生きる私たちへとつながっているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.19 13:32:19
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