東ヰンドの奇妙なブログ

2012/08/29(水)00:48

初田悦子ラジオレポート第2弾---『ミュージックデリバリーDX』ゲスト出演(中編)

初田悦子(186)

K「初田さんを最初にご覧になった時に、歌っている時のムードがいいとか、そういう第一印象だったんですか?」 鎌「この人と一緒にやりたい、と思った時は、割と直感で。あまり理由がないというか、挙げていけばいくつかあるんでしょうけど」 初「ありがたい」 K「そんな鎌田さんと初田さんの作品を1曲ご紹介していただいてよろしいですか?」 初「デビュー曲です。娘に手紙を書くような気持ちで歌っています。(※)『きみのママより』聴いて下さい」 ※この日、初田さんの娘さんであるあのんさんは、 サテライトスタジオの隣に設けられていた控え室にいた ♪#1 きみのママより♪ K「鎌田さんは、歌を大事にするアレンジをされているなぁという印象ですけれども、『きみのママより』は非常にパーソナルなメッセージですよね?」 初「個人的なメッセージをたくさん入れさせていただきました」 K「鎌田さんからは、『こういう風にした方がいい』とか『こういう風にしてほしい』とか、あったんですか?」 鎌「どうだったかなー」 初「この曲に関しては、『歌スタ!!』がきっかけとなっていることもあって、SONY(SMEレコーズ)のディレクターさんや日本テレビ音楽の方からいろんなアドバイスをいただきました。メンタルの最も弱い部分を恥ずかしくても出していきなさい、というアドバイスをいただいたりして・・・2番の歌詞で、あまり言えないようなことを言っているんですけど・・・抱いた手を離してしまったとか。何であんなことしてしまったんだろうみたいなことを。でも、海より深い母の愛は、そういうことの積み重ねが必要で、鍛えられてそうなっていく。自分としては『そんなこと娘に言っちゃっていいのかな?』という思いも強くあったんです。でも、『そういう部分を出したほうが共感してもらえるから』と言われて、出したって感じです」 (このあたりからBGMが『kissのうた』に) K「言うは易し、なんですよね。裸にしといて服は着させてもらえないのかよ、みたいなことはたまにありますよね」 実は何を言っているかよく分からない気もするKATSUMI氏のコメント。 K「楽曲を聴いてるだけで、2人の相性がよくて、ハッピーなオーラに包まれていることは分かりますよね」 ここから、リスナーから寄せられたメール紹介。 K「いくさんから。大阪の初田さんが東京のラジオに出演されているのが嬉しいです。みんなが元気になれる、初田さんの『僕らのラララ』をリクエストします」 初「嬉しいなぁ。ありがとうございます」 ん?いくさん?? サテライトスタジオの観覧席でワタクシの数メートル右に いらっしゃったような気がするけど・・・ K「普段は大阪にいらっしゃるんですか?」 初「そうなんです。枚方というところに住んでいます」 K「あまり出ませんね、大阪の方言が」 初「めっちゃ・・・」 K「あ、今出た」 れ「フフフ」 初「ものすごいえげつない大阪弁もあるんですけど、私、どちらかというと京都弁に近くて、『ほな、行きましょか』とか『はんなり』とか、意外と品のいい感じの」 鎌「品の悪い方は何だっけ?」 初「『われ、何しとんじゃボケ!』」 れ「ハハハ」 「れ」の巻き舌に、迫力と積み重ねられたノウハウを感じた。 初「ひどいでしょう?まるで放送事故のような・・・それが女の人から出てきたりもするんです。別に悪気は無いんですよ。『ちょっとどいて』なんです」 K「えー、それが『ちょっとどいて』なの?ひどいね、それも」 確かに、関東人がそれを言われたら ひどい言葉だと感じてしまうな、それは。 文化の違いだな。 ちなみに、東ヰンド語という方言も存在するが、その話はまた今度。 K「僕と鎌田さんも茨城弁、僕の方が北だからより訛ってますけど、喧嘩っぱやいと言っても、大阪の今の言葉には適わないですね」 鎌「そうですね。『だめだっぺよー、昨日お前に言ったっぺよー』みたいな感じですね」 一同「ハハハハハ」 初「そういうKATSUMIさんを見てみたいですね」 K「昔はきっとそうだったんでしょうねぇ、でも、茨城と言っても広いですからね。福島寄りの茨城と千葉寄りの茨城と、栃木寄りと埼玉寄りとある。それぞれで全然言葉も違う」 ワタクシは高校時代を茨城県土浦市にある某学校で過ごしたので 茨城の訛りについてはよく分かる。 K「鎌田さんはひたちなか市でしたっけ?」 鎌「そうです。(※)真ん中あたりですね」 ※旧勝田市のご出身。1994年に勝田市と那珂湊市が合併し、ひたちなか市が発足した K「・・・ということは、『よくよく』とか言いますか?」 鎌「言います」 れ「どういう意味ですか?」 K「『よくよく』というのは複合型なんだけども、『ほんとに』とかいう意味もある」 鎌「よくよく疲れちったんだ、つってね」 れ「えー」 初「えー」 K「『こわい』は言います?」 鎌「言います。おばあちゃんとかが使いますよね」 K「疲れたは、『こわい』って言うんですよ」 初「えー、何でですか?」 K「理由は複雑すぎて僕には言えない」 KATSUMI氏の詰問の交わし方は、随所に面白みがある。 さすがパーソナリティ・・・と言っていいものだろうか、果たして。 れ「面白ーい」 初「大阪は『えらい』って言います。今日はえらいわぁ、って。“賢い”じゃなくて“疲れた”の意味で」 K「『こわい』と似てますよね」 初「ほんとですね。今聞いてて、全然違う言い方をするんだ、と」 K「茨城でも千葉寄りだと全然違うし、古河とか西の方になるとまた違う」 鎌「(うなずいて)うーん」 K「一言で同じ茨城ですよ、と言っちゃいけないのかな、と思ったりして。でも、僕と鎌田さんは割と近いですよね」 鎌「電車乗り過ごしてKATSUMIさんのご実家の方まで行っちゃったこともあります」 K「JRの駅で2つ3つしか違わないくらいなんでね」 れ「へー、そうなんだー」 ともにJR常磐線で、鎌田さんが勝田駅、KATSUMI氏が常陸多賀駅であると推測される。 ちなみに余談だが、 ワタクシは高校時代、往復の電車の時間などを使って、 常磐線の駅名を覚えるのにハマっていたことがあり、 上野から原ノ町までは、今でも諳んじることができる。 (現在、東日本大震災の影響を受け、常磐線は一部区間が不通となっている。) K「北海道のミルキーウェイさんからのメール。『きみのママより』、素敵な曲ですね」 初「ありがとうございます」 もしかして函館でのライブを観に行ったファンの人かな?? K「初田さんの事をwikipediaで調べたら、中原中也さんの遠縁に・・・あたるの???」 初「アッハッハ。と、死んだ婆ちゃんが言っておりましたが。どうなんでしょうか」 K「ほんとですかー。なんか、血がそういう血なんでしょうね。アーティストの血が」 初「結構そう信じてます」 鎌「血、つながってないでしょ?」 初「なんてこと言うんだ!」 他力本願だが、そろそろ誰かwikipediaを更新しようぜ。 K「さて、続いての曲をお届けしたいと思います」 初「続いての歌は、『僕らのラララ』。聴いて下さい」 ♪#2 僕らのラララ♪ K「この曲のオープニングのラララ、お子さんの声っぽいなと思ったら、本当にお子さんの声なんですって?」 初「はい、娘の声を入れさせていただきました」 れ「かわいー」 初「親バカでしょう?すみません・・・」 れ「素敵ですよ。そうやって親子でコラボできるなんて。うらやましいです」 (後編に続く)

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