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カテゴリ:京都
毎年のことだが、2月から3月に変わると、京都の街中に急に観光に
訪れる人の姿が多く目につようになる、最近では殆んどの観光客は、 JRで京都駅か、車での名神の京都南か東のインター、国道一号線から 市内へ。 その昔はというと京都は平安時代から都として栄え、三方を山に 囲まれた盆地のため、全国各地から多くの人たちがこの地をめざしして 過酷な旅を続け、幾つもの山を超え、街道をひたすら歩きに歩き、 出発地によってそれぞれ違った京都の入り口に到着、その入り口として 鞍馬口、丹波口、粟田口、荒神口など比較的なじみ深い地名を始め として、七つあって、「京の七口」と呼ばれています。 実際には「口」は七箇所以上あって、場所についても様々な説が ありますが、豊臣秀吉が天下統一を果たした時、京都の都市改造の ひとつとして、市街地の外辺を「御土居」を築いてとりかこみ、その 「御土居」の何箇所かに街道の出入り口を開けたのが「口」です。 ■「京の七口」(諸説ありますが) ○三条大橋口(東海道に接続する、最も重要な出入り口) ○丹波口(山陰街道の出入り口) ○長坂口(清蔵口とも呼ばれる北の玄関口、丹波の出入り口) ○大原口(「鯖街道」として知られる、若狭の出入り口) ○鞍馬口(鞍馬へ抜ける道、花背峠を越えて丹波へ) ○東寺口(京都から大阪へ向かう、南の玄関口) ○五条大橋口(奈良へ向かう道の始まり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 28, 2004 10:09:45 AM
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