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カテゴリ:長い話
(昨日の続き)友達の紹介というものの、今さっき出会ったばかりの
クリニックの先生、頼みごとが頼みごと、愛人でもない、恋人でもない、 知り合ってまだ僅か、しかも韓国から日本に稼ぎに来ている韓国バーの 女性、その女性が克って韓国で入院歴のある精神分裂病の持病、それが 日本で再発、病院につれていこうにも、頑として病院に行かず、困り果 てて、友達に助けを求めると、この先生を紹介、この先生も実に変わった 先生、オレのもう一つ分けのわからないような話、オレの話振りが余程、 困ったように思ったのか、自律神経失調の異常発汗が同情をひいたのか、 二つ返事で往診に、彼女のマンションに向かう途中、何を話していいの やら、クリニックの中ではタバコを吸っていなかったので、パーラメント を立て続けに、2本、ただお医者さんの人柄か、余り気まずい沈黙では なかった。 やがて先生の方から、変な薬をやっていないのなら、話からいくと多分、 分裂病、1日おきに3時に病院に迎えに来てくれれば点滴にいく、5回 ぐらいでよくなると思う、それと今日往診が終わってから、くすりを取り に病院に戻って欲しい、この薬もキッチリと朝・昼・晩と飲ませれば何とか、 ただこれで治らなければ少し困ったことに、入院の手配は、以前に勤めて いた病院に頼めるが、恐らく本人は入院に同意しないだろうし、日本に 親族もいないだろうし、あんたが身元引受人になるとしても時間がかかる、 だから入院は無理、だから点滴と薬で治さないと。 マンションに着いてすぐに先生が問診、何を聴かれても返事をしない、 周りにいる店のママ、チー・ママ、相部屋の同僚3人、それとオレ、 チョッと全員席をはずすように、隣の部屋に移ると、すぐに先生の質問 に返事をしている様子、30分ほどしてから先生が隣の部屋に、ママと チー・ママに点滴の針を自分で抜かないように、見張りを頼んで、 それから、彼女は精神分裂病の再発、再発したばかりなので、車の中で 話したとおり、10日ほどで何とか、相部屋の同僚3人には、薬をチャン と飲ませるように、彼女を良くするのは君達次第と諭すように頼んで、 後で薬を取りに来るようにと、先生はマンションを後に。 何となく後10日と思うとやれやれと、ホッとした感じ、しかし彼女に とっては、もうオレは一番嫌な、胡散臭い、悪いヤツ、心の中で薬を飲む ともっと病気が悪くなり、殺される、何とか点滴もされず、薬を飲まない 方法はと考えているのに、全く気付いていなかった、また詳しいことは 後日に書くことにするが、2日後には、演技で治ったフリまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2004 11:50:22 PM
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