還暦雲巣管理人独言（還暦を過ぎたウエブマスターの独り言）

独製薬大手バイエルの日本邦人バイエル薬品は２３日、勃起不全（ＥＤ）

治療薬「レビトラ」が厚生労働省の認可を得たと発表、６月下旬に輸入販売

を始める予定、この分野の市場を独占している米製薬大手ファイザー社の

「バイアグラ」の強力なライバル。


　「バイアグラ」は日本での認可に随分と時間がかかったように思う、海外

で販売され、そこで手に入れて日本に持ち帰り、ある時期、今から思えば

ビックリするような高値で、祇園あたりに出回っていた、周りで買って試

したヤツもいたが、不幸にしてというか、残念ながら試さなかった、（ホント

の話）それに比べると、この「レビトラ」の場合、日本の厚生労働省の認可

が下りるのが随分早いような気がする、それだけこの薬が安全なのか、

それとも、ＥＤ患者が全国で１，１００万人いると推定され、治療を受け

ている人が１割に満たないという事実が深刻な所為か。

（深刻がっているのはオレだけか？）


　 この薬のことを新聞の記事で知ったのが半年ほど前、男性勃起不全症

（ＥＤ）を解消する薬として最も売れている「バイアグラ」を飲んでも効き

目のない人はライバル薬「レビトラ」を飲めば効く可能性が大きい、との

研究論文が近く発行される英学術誌ニュー・サイエンティストに掲載される、

アメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル病院のカリー・カーソン氏の

指導する研究者たちが、「バイアグラ」を試してみても効果のなかった男性

４６３人を対象に調査した。


　これによると、「レビトラ」を服用した半分近くの人が成功裏に性交渉を

持つことができた、しかし、外見はそっくりだが有効成分のないプラセボ

（偽薬）を与えられた人は６人に１人しか行為を成就できなかった、「レビトラ」

になぜそのような違いがあるかは分かっていない、「バイアグラ」も「レビトラ」

も、エレクションを持続させる化学物質の効力を低下させるフォスフォディエス

テラーゼ５型酵素の通路を遮断する形でエレクト効果を発揮し、飲んでから効果の

出るまでの時間も短く、食事などの影響も受けないと出ていました。


　この記事呼んでフト思ったことは、偽薬を与えられた人は６人に１人しか行為を

成就できなかったという部分、考えようによっては偽薬でも、６人に１人は行為を

達成できるのかという感じ、案外男性のＥＤというヤツは、この部分の影響が大き

いような気がする、しかも偽薬だと何の副作用の心配も無い、ただ偽薬を効果絶大

なんて高い値で売ったりすれば、たちまちやばい事になりそうだが、どこの家庭に

もありそうな大して毒にも薬にもならないような常備薬、しかも男性が滅多に飲ま

ない薬、それが実は、男性のＥＤに絶大の効果なんて誰からとはなしに、広がれば

かなりの人数の人が救われるなんて、オレほど単純な人も大しているわけが無いか。


　この「レビトラ」という薬、オレはその時の新聞の記事で始めて知ったのだが、

グーグル辺りで検索してみると、結構出てきて、もうすでに海外で発売されている

国から個人輸入して販売をしていました。（オレの友達連中からこの薬のことが

話題にならないのは、もうそんなトシではなくなってしまったのか、そう思うと

少し寂しいような気もするし、「エエ、薬が出来たモンや」と喜んでいるオレも

いるし、複雑、ウン、複雑。）