還暦雲巣管理人独言（還暦を過ぎたウエブマスターの独り言）

　今日の午後から、「第５回西院ＭＵＳＩＣ ＦＥＳＴＩＶＡＬ」、開催の

２回目のミーティング、イベントの開催会場の決定、西院春日神社、春日幼

稚園、京福電車、黄金湯（銭湯）、を初めとして、バー、居酒屋、ダイニン

グバー、カフェなど１３会場、そして今年初めての試みになる会場、西院春

日神社の春日通を隔てて、東南の路地を少し東へ入ったところにある、京都

西院ボクシングジム、ボクシングジムの中でライブという新しい試み、ここ

が新しい会場で合計１８会場でのイベントを開催、京福電車のみ実費運賃、

片道２００円、それ以外の会場は無料開放、スケジュールを割いて無料出演

のミュージシャンの人たちの心のこもった演奏に、拍手と、気持ちばかりの

お礼の印のカンパを実施。


　午後２時から西院春日神社社務所の２階にてミーテイングの開催、良くな

いことだがオレ自身も３分ほどの遅刻、このミーテイング定刻に始まること

は滅多にない、今日も出席予定者が何人か遅刻、開始を３０分ずらす事にし

て、初参加のスタッフも数人参加、実行委員長が、「雑談もいいけど、この

イベントは自分にとって何なのか、これについて少し話してみますか」、返

事はないがそんなことはお構いなく、直ぐ隣にいた実行副委員長に、「君に

とって、このイベントは何なのか、どう意味合いを持っているのか」、何の

用意も、前触れもなく話しを振られた方はたまらない、本音をいえば、要は

このイベントをすることがオモロイからである、これだけではなんだから頭

の中でで整理の出来ていない事を少し喋って、結論は落ち着くところに、「

このイベントは自分にとってオモロイ事」、順々に話は進んでいくが、殆ど

が、面白い事、楽しい事、に話は落ち着いた。


　ただこの面白い事、楽しい事の中身となると皆それぞれ違う思いが込めら

れている、イベントのスタッフ同士の交流、出会い、恋愛、友達、準備期間

と開催中の連帯感、音楽やアートを楽しめる、知らないミュージシャンの音

楽を聴くことが出来る、ミュージシャンの知り合いが出来る、開催中のお客

さんが楽しんだり、喜んでいるのを見ること、地域の役に立つ、地域の人た

ちとの交流、徐々に開催日が近づくと熱く気持ちの盛り上がる事、イベント

終了後のなんともいえない達成感や満足感、イベントの終わった後の打ち上

げパーティやその時に飲む旨いビール、馬鹿騒ぎが出来る等々。


　これらの優先順位は皆それぞれ違うが、これの全てが好きだというのは同

じである、ただ実行委員長は数日間、「このイベントは自分にとって何なの

か」、と考えていて、このイベントが自分にとって、面白い事、楽しい事で

ある、しかしその先にある事、このイベントの目的、これには明確な答が見

つけられなかったように思う、これが良かった、中途半端にこのイベントの

先にあるものを掲げると、まとめ切れないような感じがしていたからである、

スタッフの全員がこのイベントを楽しい事、面白い事、として捉えている、

この点において、開催までの半年間の間、スタッフはまとまることが出来る。


　オレの場合は、第１回の参加の時から、自分の意思ではどうしようもない

理由で今回が最後、もうこれっきりになってしまうのであろうか、毎回そん

なことを考えての参加、来年の開催の時にはこの西院に住んでいるかどうか、

京都にいるかどうかさえはっきりしなかった、昨年の第４回の開催を前にし

て、初めて第５回も参加しよう、その次も、そしてその次も、という事が考

えられるようになった、「このイベントは自分にとって何なのか」、の質問

に対しての答は年甲斐もなく、「オレにとってのオモロい事の一つ」。




■「今日の言葉」■


　　　　「 好き嫌いの感情で物事の

　　　　　　　　　　　　　善悪を決めていることが多い 」