|
|
|
Nov 13, 2008
カテゴリ：ぼやき
下手をすると２兆円の、「死に金」、明らかに衆議院選挙を意識 したばら撒き政策、麻生新政権の目玉とも言える、大型景気対策、 ２兆円を年末に国民に支給し、個人消費を促して、景気の浮揚の目 論見、大型景気対策が目的ならば、高額所得者がこれを受け取る事 にはオレ個人としては抵抗があるが、高額所得者ならば支給された 金額に追い銭をしても消費に回る可能性が多く、年末年始に旅行の 計画がある場合は、給付金が入るので海外旅行にしよう、遠くにし よう、国内の温泉旅行の場合は、より高給な旅館にしよう、給付金 が入るから車を買い換えよう、そういう消費に繋がる、ところが福 田首相の突然の辞任の後を受け手の自民党総裁選挙、次期自民党総 裁の大本命になった麻生首相、漫画や秋葉原のオタク文化に理解、 政治家としての実力、力量以外のものの評価で、マスコミも人気の 盛り上げも一役かった、ここ数年の間、政府の要職にあったが政治 家としての地位にふさわしい、目覚ましい実績というものが皆無、 方言や失言の類はあれど、また党内での地盤も、信頼も少なく、奇 しくも２人続いて短期間で首相が職を投げ出し、自民党も極端な人 材難、特に農林水産大臣と首相、マスコミにも罪がある、地味な印 象の福田首相では衆議院選挙では勝てない、麻生首相で戦う方がよ りマシである、それを印象つける報道に終始、そういう流れを作っ てしまった。 先の自民党総裁選挙前の麻生人気、首相としての実力、力量、そ ういうものとかけ離れた人気、そういう人気さえも不思議な気がし た、柄の良くないべらんめえ口調、悪代官然とした口をいがめた喋 り方、ただ政治家の中ではこの年齢にしてはスリムな体系、もう少 しゆったり目のスーツにすれば良いのにとは思うが、そこはお金持 ち、いかにも仕立てのよさそうなスーツ、こんな事は政治には全く 関係のない事だが、人気と結びつきそうなのこの点ぐらい、いざ自 民党総裁選挙で当選、首相に就任、解散権は首相の専権事項、と口 にはするが、そこは党内基盤の脆弱さゆえに、解散時期の決定も出 来ない、そこへアメリカのサブプライム住宅ローンに端を発した、 世界的な金融危機、こんな時期に衆議院を解散して、選挙をしてい ていいのか、解散の時期も決められない麻生首相にとっては世界的 な金融危機はフォローの風、その風の内でばら撒きと批判されよう が公明党の主張する定額減税、ただ定額減税にすると自民党として の主体性がなくなる、そこで党内で充分に根回しをする事無く、納 税しない低所得者層にも支給するためには給付金方式、ここで大型 経済対策から、福祉対策の移行する、大型経済対策の時には所得制 限などは無関係であったが、福祉対策となると高額所得者にも給付 という当初関係のなかった問題が浮上、年内中に給付を終えて、年 内中に消費の拡大、スケジュール的に厳しく、ギリギリ、そこから 中身の詰めの作業、幾つもの問題が噴出、ついには給付金のネーミ ングにまでクレーム、しかもその途中に、経済状況が許せば３年後 に消費税の値上げをお願いしたい、今年の年末に給付金の支給、３ 年後に消費税の値上げ、給付金は今年ポッキリ、３年後には消費税 の値上げ、これは一生続く、まさしく海老で鯛を釣る、そんなんな ら給付金なんて要らない、というムードになる、慌てて３年後では ない、経済状況が許せば、急遽補足、総裁選挙で自ら日本の経済は 全治３年という自信を持って診立てだったはずである、全治３年と 診立てて、３年で全治させると受け取っていたが、どうやら診立て ただけであった様だ。 衆議院選挙を視野に入れた、ばら撒きの経済対策であったはずの ２兆円の給付金、昨日に名称は給付金定額、給付は地方自治体に全 てを任せる、所得制限も実に曖昧なまま、麻生首相と現内閣、自民 党と公明党の連立政権に政権担当の熱意と能力が果たしてあるのか どうかの疑問がわいてきた、２兆円ものお金を、誰もが本当に喜ば ないお金の支給、まさに、「死に金」、以外の何物でもない、のた 打ち回る事が絶滅への道とは知らずに、無駄にのた打ち回って絶滅 した恐竜の最後を見る思いである。 ■「今日の言葉」■ 「 怠けても努力しても同じ一日だが 充実感と結果は大きく違う 」 (自然社・平成２０年・新生活標語より） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2008 02:08:21 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ぼやき] カテゴリの最新記事
|
