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Oct 17, 2009
カテゴリ：ぼやき
自民党の福田首相、麻生首相、そして民主党の鳩山首相、靖国神 社の参拝はしない、ところが小泉首相、安倍首相時代は靖国神社参 拝、当時首相の靖国神社参拝は是か非かの論争、小泉政権時代にイ ラクへの自衛隊へ派遣、それにより自衛隊の問題、日本の軍隊の所 持、国防の問題が議論された、そしてその議論の中で、愛国心、或 いは愛国心があるのか、この言葉を投げかける人がいた、一度この 言葉が投げかけられると、議論は急ブレーキをかけられたように停 止、鋭い刃物のようなものが秘められた言葉で、議論を急激に停止、 恐ろしいまでの力を持つ言葉である。 個人情報保護、コンピューター時代になって、大量の情報がコン ピューターの中に保存され、紙媒体で保存されていた時代では大型 トラック数台分に当たる量の情報が、ほんの小さな記憶媒体の中に 保存したり、コンピューターからの移し変えが可能であり、持ち出 しさえも可能になった、個人情報は保護されるべきという認識は多 くの個人情報を取り扱うところでは口にはされるが、ではその大量 の個人情報がどれだけ大切に扱われているか、言い換えてみると大 切なお金は慎重に、厳重な管理の下で取り扱われているが、口では 大切と言う個人情報は、お金ほどは大切に取り扱われてはいない、 そういう意識もなかった、だから公の機関や企業からの個人情報の 大量流出が後を断たなかった、そこで個人情報保護法なるものが制 定された、それによりオレが勤務しているマンションの管理人の派 遣会社では、大量の情報を所有している本社に於いてはどれだけの 厳重な取り扱いがなされているかという事を一切知らされることな く、末端の個々の管理人に個人情報保護の誓約書の署名をさせて、 ３４軒分の居住者の氏名、性別、年齢、電話番号、緊急時の連絡先、 管理人が所有する個人情報といえばこれぐらいのことである、この 個人情報を施錠の出来る机の引き出しの中に、施錠の義務、等々の 細かい指示、オレの仕事場、机は１つ、施錠の出来の引きだしは２ つ、引き出しの大きさの都合で施錠の出来ない引き出しに保管、本 社からクレームが付いた、管理人の仕事の時間内で、事務室から離 れる時には管理人室に施錠、様々な機械の業者が管理人室内に立ち 入りの時には必ず管理人がその室内に立ちあい、仕事の時間外は警 備会社に警備を委ねている、施錠の出来ない机の引き出しの中の個 人情報、管理人以外の何人も持ち出したり、盗み見する事は不可能 である、と何度説明をしても納得されずに、ついに施錠の出来る引 き出しに保管しますと答えて漸く納得、この個人情報保護法が成立 以来、企業の持つ大量の個人情報の流出は後を絶つことはない、そ の度にお詫びの言葉と、再発防止に努めるというコメントが発せら れるが、個人情報をお金と同じように大切に保管、管理するという 社内の仕組みを作らない限り再発の防止が出来ないと思う、しかし この法が出来て以来、個人情報保護という名目で、突き上げを受け るのは、非常に末端の、極少量の、それほど重要でない個人情報を 所有する者に向けられる事が多い、学校の現場で卒業生名簿の作成 を中止したとも聞く、この卒業生名簿、卒業してから１０年後、或 いはもっと期間が経過してからあれば随分と便利な事もある、しか し個人情報保護の言葉の下に作成が中止されたのだと思う、町内会 名簿の作成の折でも数人は個人情報云々と言う人が出てきて、町会 長が慎重に管理をして、町内会名簿の使用は非常事態時のみの限定 という事を明記して漸く作成が出来るというのが現状である、西院 ミュージックフェステイバルのスタッフ名簿に関しても女性スタッ フの電話番号、メールアドレスに対して、個人情報云々と叫んだ馬 鹿な若いスタッフもいたぐらいである、この個人情報保護という言 葉も、愛国心、愛国心があるのか、という言葉と同じような響きを 持つような気がした。 今はエコという言葉にも、どこか似たような響きを感じる、今年の ４月から町会長をして、自治連合会で町内で一括して古紙回収、古着 の回収、廃油の回収の事が話題になった、そしてこの９月から古紙の 回収と古着の回収を町内単位で一括して回収ということが決まった、 これをすると町内へ年間、１万５千円の助成金、（古紙回収だけだと 年間１万円の助成金）、が出て、年間のそれらの回収量によってお金 が町内へ出る、各家庭が古紙がたまれば家の前に出しておき、知らな い間に業者が回収、郵便受けにテッシュペーパーが入っている、とこ ろが町内で一括すると町内へ助成金が出る、これは良い事だとおもう、 エコ対策という尤もらしい理由が付く、何処がエコなのかという説明 がない、業者が登録した地域をのべつ幕なしにまわらなくても月に一 度回れば、古紙回収がすんで、車のガソリン代が節約されるからなの か、もっとほかにエコになる事があるからのかそれは定かではないが、 エコのためといわれるとどうも反対がしにくい、廃油の回収、廃油を 回収してジーゼルエンジンの燃料にする、京都の場合これで市バスの 数割が動いている、全市バスを廃油で走らせたい意向で、回収を増加 させたい、廃油でバスを走らせる、これは確かに化石系燃料の節約に はなる、しかし京都市の南部に廃油からバスを走らせるジーゼルオイ ルへの精製工場がすでに建築されていて、そこで廃油が精製される、 これに対してどれだけのエネルギーが節約されるのかという説明がな いのである、それと排気ガスを出さない電気自動車も開発中である、 ひょっとすれば１０年後くらいには京都の市バスは全てが電気自動車 ということも考えられる、そうするとこの廃油の回収ということはど うなるのだろう、世を挙げてエコ、エコと叫んでいる、これはほんと にエコだろうか、こんなんはエコと違うで、という事が言いにくい時 代になっている、エコという言葉にも議論を封じてしまう、愛国心に 通じるような響きを感じる。 ■「今日の言葉」■ 「 分っているという思いになると それ以上学ぶことはできない 」 (自然社・平成２１年・新生活標語より） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Oct 17, 2009 08:32:26 PM
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