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還暦雲巣管理人独言(還暦を過ぎたウエブマスターの独り言)

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ギオン@れをん

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Jul 21, 2010
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カテゴリ:京都

 週に一度か二度立ち寄る本屋さん、本を買いに行くのか、飛び切

りの素敵な笑顔で、「いつもありがとうございます、またおいでく

ださい」、この笑顔と、ほんの二言、三言の会話、そのために立ち

寄るのか定かではない、本当のところは後者である、東京出身でこ

こに出店した時に京都へ来て1年半、去年の秋ごろだろうか彼女の

事を始めて気付いたのは、お友達になりたい、一目惚れというヤツ

である、遠くから見ているだけ、或いはレジのところでほんの一瞬、

いつまでたってもまどろっこしいほど距離は縮まらない、今年の春

前に、探している本のある場所を尋ねた、半年間もこんな事に気付

かなかったとは、そのお陰で彼女に顔を覚えてもらった様子、漸く

彼女の飛び切りの笑顔に出合うことが出来るようになった、以来店

で会えばほんの二言、三言の話をするようになった、京都の街の生

活を楽しんでいる様子、京都のガイド役でも出来れば、こういう言

い方は邪である、お友達になりたいわけである、念じれば通じる、

店は家の近くである、店の近くでバッタリという事もありえる、そ

の時こそ、「時間があればお茶でも」、何という事を期待している、

昨日その店に立ち寄って、レジで勘定を済ませると、「地蔵盆のこ

と詳しいですか?」、この事には少々自身がある、「説明いましょ

うか」、という事で地蔵盆の話をした、少々緊張気味で、我ながら

話が長がった割に要領を得なかったようで少々反省している。


 京都では8月の23日、24日(24日は地蔵菩薩の命日)に行

われてきた行事で、最近では町内の世話役さんの都合でその近辺の

土曜日と日曜日に行われるようになった、現在では京都市の全域、

大阪・滋賀・奈良の極限られた地域で行われている、古くより全国

各地で地蔵信仰があり、賽の河原伝説も各地であるが、京都の桂川

と鴨川の合流地点が埋葬の地で佐比の河原といわれていて、ここが

賽の河原ではなかったかといわれている、「幼くして死んだ子供達

が、両親の嘆き悲しみを少しでも和らげようと、賽の河原の出て、

『一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため』、と石積みをし

ていると、鬼が出てきて、それを壊す、それを見ていた地蔵菩薩が

鬼を退治した」、これが賽の河原伝説で、地蔵菩薩は幼い子供の守

り神、延命地蔵として地蔵信仰が生まれて、特に京都は古より栄え

た都で、昔から人の出入りも多く、それによってはやり病なども度

々流行、当時は天候異変による凶作、疫病の流行などに対して抗す

る術はなく、祇園祭の起源も怨霊退散、病気平癒に祈りの行事であ

った、子供が幼くして亡くなるということも多く、家庭内に於いて

大事に育て、地域に於いても大切に育て、それでも及ばない故に信

仰、地蔵信仰、町内や部落に延命地蔵を祀る、特に京都では地蔵信

仰が篤く、根強く地蔵信仰が残った地域といえる、現在でも京都市

内には各町内の数以上に延命地蔵が祀られていて、克って豊臣秀吉

が京都にお土居を張り巡らし、その基礎にお地蔵さんを使った、だ

から京都のいたるところに、物凄い数のお地蔵さんがあったと思わ

れる。


 この地蔵盆という行事は、お寺の由緒ある地蔵菩薩ではなく、町

内に普段はひっそりと祀られている、その由緒も不明な延命地蔵に、

町内の子供達を見守り続ける事に感謝の気持ちを表す行事であり、

延命地蔵像をきれいに洗い、新しい前掛けに替え(町内の篤志家が

孫の名前で寄進)、祭壇を設けてお花を供え、お膳を供え、紅白の

餅、お菓子、果物、飲み物などをお供え、23日の午前7時くらい

からテントを張って祭壇を設けて、飾り付けの準備、午前10時頃

に近くのお寺からお坊さんが読経に来て、幼児から中学生の子供達

に午前のおやつ、昼食、午後のおやつ、夕方より花火、オレの子供

の頃には、その間に人形劇や、映画、一番の人気は紙芝居であった、

翌日の24日もほぼ同じスケジュール、午後の3時頃には地蔵盆の

クライマックスともいえる福引、この2日間には町内の子供達が全

て、祀られているお地蔵さんの前に来て遊ぶ、「この通、町内の子

供達はお陰で元気に、健やかに育っています、ありがとうございま

す、これからもよろしくお願いいたします」、といったこのような

伝統行事でもある。


 昔、マンション住まいの時に、子供が10数人の町内に、205

世帯のマンション、子供が約60名、そこの町内では急に子供の人

数が大量に増加、無理だからマンションだけで開催して欲しいとい

う要望、マンションの管理組合で地蔵盆の開催を巡って紛糾、地蔵

盆と名がつくと宗教行事になるからといって、「子供夏祭り」、と

いう名目で地蔵盆と同じ時期に開催、それが今も続いている、この

宗教行事云々、確かに祀るのは地蔵尊であり、お寺のお坊さんのお

参り、数珠回しという遊びもある、仏教の行事には違いないが、家

を出てすぐに町内のお地蔵さん、ことさら手を合わせて拝むわけで

もないが、「おはようさん」、「こんばんは」、と軽く会釈、原始

宗教に近い感覚でお地蔵さんと付き合い、子供が出来ると、地蔵盆

用の提灯に子供の名前を書いてあつらえる、お地蔵さんを飾りつけ

たテントの周りにその提灯をぶら下げる、町内にはお地蔵さん当番

というのがある、各戸に輪番制で、バケツと雑巾がまわってくる、

当番は1週間、その間にお地蔵さんの祠の掃除、花の取替え、水の

交換、身体の不自由なお年寄りの1人住まいの家は飛ばす事になっ

ているが、ほかは全家庭に当番が回ってくる、京都の子供にとって

夏休みの最後の、最後の大切な行事という事です。

■「今日の言葉」■

「 現在の生活の中に喜びを

      見出せ幸福はそこから始まる 」

              (自然社・平成22年・新生活標語より)






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Last updated  Jul 21, 2010 02:07:25 PM
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