かづきれいこさんの本を読んで。

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2004.07.26

テーマ：アンチエイジングの毎日(1579)

カテゴリ：美容・健康コラム

∴醜形恐怖
かづきれいこさんの本を読んでいて、「醜形恐怖」という単語が出てきました。
これは、外見のことを気に病むあまり、「こんな顔では外に出られない」とか「みんなが自分の顔を笑っている」とか「自分が醜いからすべてがうまくいかない」と思い込んで自分を追い詰め、生きる気力をなくしてしまう病気だそうです。
テレビを見ていて、美しい女優を見た。
自分もああなりたい。
そんな気持ちから、最終的に自分自身の顔に駄目だしを出すまで、個人によってさまざまですが、他人に拒否されたくない、嫌われたくない、という気持ちが強い人ほど、この病気にかかりやすいそうです。
「人の美しさなんてさまざまで、顔の美しさより心の美しさのほうが大切だ！」と世間では言われています。
自分自身でも、そう思っている人は多いのじゃないでしょうか。
だけれど、顔が美しいことが、得になる事が多いのも現実です。
やはり生き物、美しいものに弱いのは、仕方がないことなんです。
それでちょっと、「はぁ～」って思う人もいるでしょう。

トラウマや傷は、本人じゃないと本当の痛みはわかりません。
心の傷も、顔の傷も、本人でないと、その痛みの強さはわかりません。
私にとって些細な事も誰かにとっては、死を伴うくらいの痛みかもしれません。
顔のちょっとした傷。
他人から見ればたいした事がない、気がつかない程度の傷。
それも、本人が気にしている以上、大怪我の見るに耐えられない傷と同じなのです。

かづきれいこさんは、ここでその顔に対するストレスを軽減するリハビリメイクを実践しています。
自分の顔に自信が持てて、本当の意味で綺麗になろう、元気になろう、というメイクです。
最近顔について悩んでいたり、ちょっと落ち込みがち、という方におすすめです。
厚塗りにならない、自然なメイクで自分の満足できる顔を作りたい。
美しさというのは顔の造形だけじゃなくて、心の輝きからも手にいれられるものだと思えました。
何かの指針になるかも。
⇒かづきれいこさんの本
⇒美肌の作り方書籍

∴自信を持とう。
近頃、社会に適応できなくて自殺をしたり、人殺しをしてしまう人が増えてきているそうです。
一概にそうとは言えないけれど、自分を押し殺したり、我慢してしまう人がそういったことを起こすといいます。
我慢に我慢を続けて、爆発…っていうことでしょうか。
テレビで言ってましたよ。
ダレもが、ダレもに好かれる必要はありません。
傲慢であれ、とは言いません。
自分や他人を殺してしまう前に、自分の言いたいことを言って、自分のやりたいことをやった方がきっといいです。
争いや摩擦が起こるかもしれません。
自分が100%悪いのであれば、我慢する必要はあるでしょう。
でも、自分のプライドを傷つける、侮辱行為にまで非難が発展した場合は、黙って、ただただ頷いているだけでいる必要はないと思います。
小学生が小学生を殺傷した事も、こういった行動に心が我慢できなくなったからでしょう。
注意や非難というものは、人を貶めることではありません。
相手に良くなってほしいと思ってやる行為です。
人を貶めている時点で、被害者と加害者は立場が逆転していると思います。

でも、殺人は、絶対違うと思う。
「韓国で26人殺害した」という男性がいます。
彼の心情はわからない。本当にホルモンとかDNA的に、人間的感情が欠如している人もいますから。
彼が、心の病なのか、体の病なのかわかりません。
ただ、私はこう思います。
たとえ、彼のいう「女性や金持ち」に非があったとしても、彼が鉄槌を下す権利があるかどうか。
そこまでの害を殺された人たちは彼に与えていたのでしょうか？
命を絶つということは、そんな簡単に行われてはいけない行為だと思います。
人の気持ちって難しい…

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【かづきれいこ】