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テーマ:介護のお仕事。(584)
カテゴリ:おうじの介護日記
*今日受かった認定試験を忘れないように、備忘録です。
【問題】 山田太郎さんは、今風呂から上がったところです。 本来ならば、立位に向けての更衣を行なっていますが、 風呂上がりで疲れているようです。 山田さんがいすに座った状態で、衣服を着る介助をしてください。 (右麻痺、失語症) 羞恥心に配慮するため、声かけの前にバスタオルを下半身へかける。 「山田さん、こんにちは」 「本日、お手伝いさせていただきますみなみと申します。 よろしくお願いいたします」 「いまお風呂からあがられたようですね」 「見たところ、今日は少しお疲れのようですね」 「いつもですと立って着替えをしていただいてますが、 今日はお疲れのようなので、いすに座ったままで着替えをお手伝い させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」 「それではこれから準備をしてまいりますね」 「山田さん、トイレはお済みですか?」 「いまお部屋は寒くないですか?」 「いすにしっかり座れていらっしゃいますね? 足もしっかりつけてらっしゃいますね?」 「念のために、左手でいすをつかんでいてください。 それでは少しお待ちください」 「お待たせいたしました、山田さん。 これは山田さんのパジャマでよろしいでしょうか?」 「こちらは山田さんの装具(短下肢装具があったつもりで説明) でよろしいでしょうか?」 「まだ少し汗が残っているようですね。このタオルで拭いていただけますか」 「ありがとうございます。 左側はわたしがお手伝いさせていただきますね(左腕・脇下・背中)」 「拭き足りないところはございませんか?」 「それでは上の服から着ていきます。 まず右側から着ていきますので、左手で右手を持って 前のほうに出していただけますか(右袖を通して背中側にかぶせていく)」 「左の袖、通していただけますか(自分でやってもらう)」 「1番上のボタンを留めますね。あとは山田さん、お願いします」 「少しお疲れのようなので、下のボタンはお手伝いいたしましょうか?」 「それではズボンをはいていきます。 まず右足からはいていきます。お手伝いさせていただきますね」 「左側はお願いできますか(両足が通ったところで膝までズボンをあげる」 「(かけてあったバスタオルを少し浮かせて) できるところまでズボンをあげていただけますか」 「(短下肢装具はつけたということにして) いま短下肢装具をつけました。痛いところはありませんか?」 「それではこれから立ち上がっていただきます(バスタオルをはずす)」 「立ち上がりやすいように、左側の腰を少し前にだしていただけますか。 右側はお手伝いします」 「かかとの後ろを支えさせていただきますね (かかとの後ろに自分の左足を入れてしっかり支える)」 「左手を膝にのせて左ななめ前を見ながら、前かがみになってください」 「右側はわたしが支えますので『1・2・3・ハイ!』と 言ったら立ち上がってください」 「それでは『1・2・3・ハイ!』 (立ち上がるときに、自分の右手で山田さんの右ひざを支える)」 「(立ち上がって今度は自分の右手で上半身を支えて)めまいなどありませんか?」 「しっかり立てていらっしゃいますか?」 「それでは左手でズボンをあげていただけますか (自分の両手は、立位をサポート)」 「右側はわたしがお手伝いします(サポートしている両手は同時に離さない)」 「着心地は悪くないですか?」 「それではお茶の準備ができていますので、お部屋へまいりましょう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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