ひっこりんの闘病記5
はははは
それは、看護婦さんとの【だまし】あいの日々?
ひっこりんの毎日は点滴を午前午後の2回うけること
ひっこりんはこの点滴がダイッ嫌い
だってね、毎回注射針の2重になったやつを打つんだよ
痛いじゃない 痛いの痛いの飛んでけーっていっても飛んでいかない
そして点滴の間 腕が拘束されるから
ストレスだよ
時間だって1時間30分はかかる
でね、ここに ひっこりんと看護婦さんとの駆け引きがあるんだよ
ははは
どんな駆け引きかって?
フフフフ
それは、
点滴時間短縮大作戦!
「おはよう ひっこりん君
今回の使命は点滴の時間を極力短縮することにある
看護婦さんの知らない間に何とか時間を短縮するように!
なお、このテープは自動的に消去される」
という 秘密指令がひっこりんの心の元に届いたので、早速作戦を開始する
作戦1
重力大作戦
この作戦は、重力の法則を使って点滴の速度をアップさせるもの
まず、ひっこりんは高さを上げたテーブルの上に腕を置く
そして、点滴の薬をぶら下げる棒を看護婦さんが作業しやすいように
下げておくんだ
そして、薬の袋と腕の落差が少ない状態で速度の調整をしてもらう
看護婦さんが帰った後
点滴の薬のぶら下がったポールをいっぱいの長さまで持ち上げる
そして、点滴の腕を台からおろして落差をつける
はははは これで、点滴の速度を速めることが出来る
作戦2
禁断の速度手動調整!
(よい子はまねしないように)
毎日見てると、点滴時間の調整も自分で出来るようになる
そこで、ちょっと遅いかなって思うと手動で早めちゃう
はははは、気分は看護婦さんだ!!
だってさあ
何もしないと 大変なんだよ
毎回2袋の薬を点滴投与されるんだけど
1つめは30分で、2つめは1時間かけてという薬の指定があるんだ
でね、1時間30分だろ
ところがだよ、黙ってると大変なことになる
10時に始めた点滴が13時に終わるという、悲惨な時間合わせされたんだよ
唯一の楽しみのご飯の時間、点滴しながら食べたんだよ!もう!
信じられん!ヘボ看護婦!
で、文句言いつつも、看護婦さんの機嫌を取って毎回の点滴に望むひっこりん司令官!
内緒!ひみつのアッコちゃんだよ!
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