ひっこりんの冒険

やあ　ひっこりんだよ

前回の日記どうだったかな



最後の宿題　覚えてる？







ああああ　窓の写真ね

あの写真がどうしたの？







うん　

あの写真は　今から５年前２００３年の携帯のカメラで撮った写真なんだけど

当時は　まだメガピクセルのカメラ付き携帯は珍しかったんだよ

１２５０００画素　今の最新鋭コンデジの１０分の一の画素数だよ

当時は　けっこう良く写ると評判で　ボクも早速購入したんだ





Ａ５４０１ＣＡ　ａｕの最初のメガピクセルカメラ付き携帯





でも　今日は真剣に写真を撮るぞって　構えて撮ったんだ

その結果があの写真









この写真　まず　測光性能は問題ない

露出補正もしっかりでき（＋５まで補正が効く）色合いもさほど悪くない





でも　肝心なレンズが×

ひずんでいるのか　まっすぐが撮せない

これは　びっくり

真ん中部分は気にならないんだけど

周辺はまるでダメ

これは使えない





うんうん

ピントも合っていないよ





そうなんだ

パンフォーカスのためちょうどピントがあって欲しい位置が

焦点範囲からずれている

これを　マクロで撮ったら　今度は　何処にも合わない

なんという　安物の　おもちゃカメラなんだって

つくづく思ったよ



パンフォーカスのレンズは　ピント合わせが　原則不要なので

ピント合わせをしなくていいぶん早くシャッターが切れるので

スナップにはちょうど良いんだけど

こういった静物を　しっかり撮ることは出来ないんだ



マクロも苦手なんだよ



前々回に撮った写真をもう一度見てみよう







マクロでも　きちっとファインダーや液晶画面に映っていれば

カメラをずらして　ピント合わせが出来るけど

液晶も解像度の低い物なので

それも出来ない

ピントもずれて写っていることが解るよね



それに比べ





これは　前回使ったＷ４２ＣＡで撮った写真だよ

比べてみると　一目瞭然

どちらの携帯のカメラが良いか解るよね







このカメラはオートフォーカスでピントを合わせるタイプだから

ほぼ　性格にピントを合わせることが出来る





ここで　オートフォーカスのピント照合機能の携帯カメラの使い方

どんな　注意が必要だと思う？





わかんないよ





はははは

カメラを構えたら　一定時間待つことだよ

コンデジやデジイチと違い　シャッターに半押しという機能は無いので

カメラの機能を開始すると同時にオートフォーカスは開始され

構えると　その中央にピントを合わせ始める

だから　ピントが合うまでしばらく待つ必要があるんだ



携帯カメラでオートフォーカスなのにピントが合っていない写真は

この　待つという動作をしないでシャッターを押してしまうからなんだ





へえ　知らなかった

そういえば　デジカメのように半押しでピントを合わせることは出来ないよね





はははあはははは

どんな　カメラでもそうなんだけど

写真は　ゆっくり腰を落ち着けて　手ぶれさせないようにしっかりと固定させ

シャッターを押すんだよ







レンズの性能は意外と落とし穴なんだよ

例えば　このＷ４２ＣＡより半年前の携帯で

やはり　カメラの性能を唄ったドコモのパナソニック製携帯Ｐ５０６ｉで撮った写真と

Ｗ４２ＣＡで撮った写真を比べてみよう







Ｐ５０６ｉ



Ｗ４２ＣＡ



手持ちで撮影したので　微妙に場所も大きさも違うけど

柱を見ると

上のパナソニックで撮った写真は上に行くほど曲がっていることが解るかな



このパナソニックのＰ５０６ｉ



携帯カメラとしてはフラッシュも付きオートフォーカス

２メガピクセルと今でも通用するスペックの持ち主なんだけどね

すこし　がっかり



携帯では　この時点で　カシオの勝ちだよ







はははは

最新鋭の　この秋のモデルはどうか知らないけど

携帯でついでに写真を撮ろうと思うとき



オートフォーカスの場合　まずはカメラが焦点を合わすまでしっかり待つこと

そして　露出の補正はきちっとしたうえで

構図をよく考えシャッターを切る



これが　コツみたいだね





う～～～～～～ん



とうちゃん　私にも携帯買って～