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2006.05.01
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母上京。



今年の三月に仕事を退職した母。
退職金を手に入れた女は強い。



「フイに、鴨とネギ背負って行くから(正確な使い方は『鴨がネギを背負っている』)」



と、意気揚々と東京に現れた。
そして金曜日から月曜日までの滞在。
ほんと、蜜月の時を過ごしちゃいました。





わーい、わーい!
買い物だー!
豪華な食事だー!




普段は恐ろしいくらい質素な生活からハメを外さない母も、今回ばかりは違ったらしい。
おかげでたくさんおいしいものを食べさせてもらいました。



タラバ蟹でしょー。
お鮨でしょー。
ステーキでしょー。
石焼ビビンバでしょー。





ひゃっほ~い!!




本当は、
「お母さん、東京に来た時くらい、好きなもの食べなよ」



と、美しい母娘の図を演じたかったんだけど。
ごめん、その日暮しの娘に、とても母を接待できる余裕なんてない。
かたじけない。




しかし。




今回は一つだけ計画用意されていた。



それは、父、兄、私による、母への退職祝いのプレゼント。




かなりの大金を二人から預かっておりまして・・・・。
それにプラス自分のお金を足して、母にブランドバッグを買ってあげる計画をしていた。



何十年も質素に生きてきた母。
ブランド物も、宝石も、ほとんど持っていない。
化粧品だって、ファンデーションと口紅くらいしか知らない。

最近になってようやく、一つだけハンドバッグを買ったのが、本当に彼女にしてみれば大きな進歩だった。




元を正せば、すべて私立大学の東京1人暮らしなんかする娘と、一浪ニ留年なんかする息子の責任です・・・・。



デパートに行って。
どーんと、そのプラダのハンドバッグを買ってあげたとき。




母はとても驚いていた。
事情を聞いた母は、とても信じられなかったらしい。



「ほんとに?ほんとにいいの?お父さんが言ったの?いつそんな話し合いしたの?」



普段からプレゼント上げないから、お父さん。
到底信じてもらえなかったらしい。




ちなみに話し合いをしたのは、おばあちゃんの葬式の時なんだけど・・・・。




ほんとは、その後もサクサクお買い物を続ける予定だったんだけど、あまりの嬉しさにポーっとなってしまったらしい母。
一回お茶休憩を入れなければならなかった。


ほんとに、GIVE&GIVE&GIVEの人生だった母。
確かにプラダのバッグは高価なものだったが、そんなに信じてもらえないほど喜んでもらえるとは思わなかった。




喜んでもらえて嬉しい気持ち半分、なんだか申し訳ない気持ち半分。




母が稼いだ分は、稼いだ横から私たちが吸っていたから。




プラダのバッグを買ってもらって。
さっそく翌日から外出にそのバッグを使い始めた母。
よっぽど嬉しかったらしい。
朝起きても、布団の中から


母「素敵。プラダのバッグ」



と、無邪気に喜んでいる。



ちなみに、母はプラダもヴィトンもトッズもグッチもエルメスも知らない。
なんとなく、ブランド、っていうことくらいしか知らない。


「似合う?似合う?」
とはしゃいで鏡の前でポーズを取っている母がいとおしかった。



新潟に帰るときも。


母「紙袋も持って帰るの」


と言って、自分が新潟から持ってきたハンドバッグを紙袋の中に入れ、包んであったリボンから、詰めてあった紙から全て持って帰った。
しかも、紙袋が汚れないように一生懸命人ごみぶつからないように人ごみを歩いていた。




そんなことしなくても、プラダの紙袋くらい私が買ってあげるよ!(売ってくれるかわからないけど)



と、言いたかったけど。
よっぽど嬉しかったんね、お母さん。




「これからはちょくちょく東京に来るから」



そう言って、まだまだ慣れない東京の電車に乗って、新潟へ帰って行きました。



~母の東京旅行~
金曜日 : 仕事後のフイと落ち合い、タラバ蟹を食す
土曜日 : デパートで買い物三昧 母のバッグの値段より、母がフイに費やしたお金の方が高かったそうな
日曜日 : フイの上司と初体面。横浜を案内してもらう。インターコンチネンタルホテルでディナー。
月曜日 : 有休を取ったフイと、落語を観に行く。新潟へ帰る。





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Last updated  2006.05.02 01:37:53
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