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2006.09.07
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アナザストーリー。




友人のお母さんのお通夜に伺うとき。




新潟の交通の便を考えると、どうしても車で移動しなければならない。





母に送ってもらうことにして。
帰りはどうしようかな、と考えていたら。





母「お母さん、終るまでどこかで待っているから」






とのこと。
ありがたやありがたや。






一回家に帰ってから再度迎えに来てもらうと。
片道30分かかるので、確かに待っていてもらった方が都合がよい。











遅刻覚悟で家を出たものだから、二人とも大慌て。




車を発進させながらも。



母「あれ!?お母さん携帯持ってきたかしら?」




そう言って車を止めようとするから。





私「いいって!私が調べるって!」





そういって母のバッグを手繰り寄せた。
こんなところで車を止められて、時間を過ごしてしまうのが惜しい。




ところで、わざわざバッグの中に手を突っ込んで探すよりも、自分の携帯で母の携帯を鳴らした方が早い。





自分の携帯を取り出して。
母の携帯にかけてみると、ちゃんと着信音が鳴った。






私「大丈夫。入ってるよ」


母「よかった。これがなかったらフイと連絡とれないもんね」


私「もう!そうなったら困るから」




お式が終った後に母と落ち合えないとなると、私もどうやって帰っていいのかわからない。
とにかく忘れ物が多いのは私も同じなので。



セレモニーホールに着いたとき。
今度は母に散々確認された。


母「数珠持ったわね?ハンカチは?お香典は入れたわよね」


私「はーいはいはいはいは、全部持っています!お母さんもちゃんと携帯つながるようにしておいてよ?」





この時点ですでに遅刻。
大慌てで車を飛び出た。




お通夜に参列させてもらって。
無事に終り。
友人の元気な顔も見た。




式場で会った高校時代の別の友人とも挨拶して。





さて帰ろうかと。
どこかの喫茶店で時間をつぶしているはずの母親を呼び出そうと思い。





バッグの中の携帯を探そうとしたら。





あり?





・・・・・・ない・・・・・・・。







そんなはずない。
さっき車の中で母親の携帯鳴らすのに使ったのに。





しばらくして思い出した。






私。
母の携帯を鳴らして。
それに満足して。






自分の携帯を母のバッグの中にしまってしまった。







しまったはーーーーーーー!!!!!






どうやって母親に連絡取ろう?





一緒に式を出てきた高校時代の友人にその旨を伝えると。



友「私の携帯貸すよ?」



と、携帯を差し出してくれた。



私「ありがとう!」




と、携帯を手に持ったものの。





はて?
どこにかけたらいいんだろう?




母の携帯の番号なんて覚えているはずもなく。




一か八かで新潟に自宅に電話してみた。




家を出るときにはいなかった父が、もしかしたら帰って来ているかもしれない。





運よく父が出た。



私「もしもし?フイだけど」


父「おおう。携帯なくしたか」


私「(なんでわかったんだろう、と思いながらも)そうなの。お母さんに連絡取れなくて」


父「お母さんからさっき電話があったぞ。式場の前の古本屋にいるって」





どうやら母は事態に気がついていたらしく、事前に父に連絡をしてくれていらしい。






私「そっか。ありがと。行ってみる」


父「おおう。またわからなかったら電話してみろ」





助かった~~~。
母に連絡取れるまで、どうやって時間をつぶそうか考えてしまうところだった。
しかも、この日はあいにく新潟は強い雨が降っていて、のんびり外で待っているわけにもいかない。



友人にお礼を言って携帯を返し。
セレモニーホールの入り口で友人と別れて。




向かいの古本屋に向かおうとすると。






目の前に飛び出してきた影が!!!!





母だった。




母「こっち!!」





どうやら母はセレモニーホールの前に待機してくれていらしい。




無事二人で車に乗ると。



母「本当にもう!ビックリするわよ。喫茶店探したらこの辺全然ないし。それで古本屋で待ってようと思ったんだけど、その前に本買うのにお財布がちゃんとあるか調べようと思ったら、バッグの中にあんたの携帯が入ってるじゃないの!」


私「そうなの」


母「『そうなの』じゃないわよ!もう、ビックリして開いた口がふさがらなかったわ」


私「めんごめんご」


母「どんなおっちょこちょいなの(笑)」


私「自分でも自分が怖い・・・」






本当に怖い。
けっこう仕事でもこういうボケたミスをするんだけど。
それまでの上司は。



「だいじょーぶだいじょーぶ。大勢に影響はない。それくらいのミスをしないと、マオフイさんはかわいくないよ。完璧にやったらつまらないじゃない」



という、完璧に100%私が悪いミスも、責めたことは一度もなかった。




新しい会社で、この上司なしでボケボケマオフイはやっていけるの!?





人間のありようは、うまくいっているときよりも失敗したり挫折したときに表われると思います。






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Last updated  2006.09.10 22:01:34
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