いまさら上司始動!
なんだかなんだか。「おめでとう」をたくさん言われたここ数日でした。「私のお母さんにもフイに彼氏ができた、って伝えるよ」とも数人がおっしゃってくれ。まるで結婚するかのようでした。いや、お気持ちありがとうございました。でもなーでもなー。まだどうなるかわからないし。これ以上自分からは言わないでおこうと思っております。特に報告しづらい人1. 家族2. 上司1に報告しようもんなら。大喜びして、新潟から赤飯にごま塩つけて送ってきそうだし。問題は2。お父さん以上にお父さんだから。「男を見る目を養え」と言って、面接に引っ張り出すくらいですから。ありがたいことに上司はすごく私の将来を考えてくれている。「マオフイさん、絶対変な男にはつかまるなよ」口すっぱく言われ。変な男もいい男も寄り付かない身としては、身分不相応な心配だったのだけれど。仮に「私はもう一人で操を守れません」などの発言をしてみれば。翌朝、慌ててノブオの写真を持ってきたりして、私の注意を引きつけようとする。そもそも!ノブオは使えないんでしょ!?そんな感じで、どうやら私が男性とお付き合いをすることに対して、何かしらの抑止力が働くようです。たとえば。グラフを書いて見せてくるから、何かと思って見てみれば。年齢と年収のグラフ。上「大体この歳くらいでこれくらいの年収になって。この年になって部長になれないと、もうその人は絶対に出世しない。だから大手に入っているからっていって、安心しちゃダメだよ。その中での生存競争も激しいんだから」なるほどー、と思う。よくお見合いパーティーとかで、男性参加の条件としては「年収いくらいくら」「大手企業社員」などなどありますが。その当時がよくても、最終的にどうなるのかはわからない。それは私も中途採用をしていると実感する事で。最初はそこそこいいところに入社しているのに。転職スパイラルで落ちるところまで落ちていく人もいれば、何を思ったか冒険に出ちゃう人もいる。「奥さんも子供いるだろうに・・・」と他人事ながら、心配してしまったりして。そういう人の面接をし終わると。上「な、マオフイさん。どんな人と結婚するかによって、人生が大きく変わっちゃうっていうのがわかるだろ?」上司のありがたいアドバイスが飛んでくる。いつもここで、「だったらノブオ(=上司の息子、ハイスペック男)を私にください!じゃなければ、お墨付きの誰かを紹介してください!」と言い返したりしてたんだけど。そもそも私は恋がしたいのであって、結婚はまだしたくない。その辺が実は上司とかみ合っていない。私 「紹介してくれ」 = 彼氏ほしー上司 「紹介してくれ」 = 結婚相手を探してくれかみ合わないまま、そんな感じのやり取りが続いていたんだけど。今朝。上司が出社してきて。上「会ってきたよ」と、おもむろに言う。?????誰と会って来たのですか?上「会って、マオフイさんのあの写真見せてきたよ」かいつまんで説明いたしますと。上司のご友人(♀)で、独身の息子さんがいらっしゃる方がいるそうな。そのご友人が「(息子の相手に)誰かいい女性がいないか」という話が出たところで、上司が手を上げたらしい(!)。そして上司が持っていた「マオフイさんの写真」とは。ご存知の通り、私はときどきとても写真写りがいい(そしてここにアップしているのはそれらのみ)。デジカメで撮ってもらった写真でとても写りのいいものがあったので、それを加工してサイズを小さくし、上司の携帯に転送。「ぜひ、ノブオに見せてください!!!!」と意気込んで言ったのは数ヶ月前だったのだけど。どうやらそれをそのご友人にお見せしたらしい。ご友人的にはOKだったらしく、さっそく息子さんにお話をしてみるそう。その話、一週間前だったら大喜びで聞いてたんだけど。現在では複雑な気分。っていうか、その話の流れだと万が一会って意気投合なんかしたら、一気に「結婚を前提に」とかいう話になっちゃうんじゃないの!?と思わず焦ったものの。上「でも、やっぱりそう考えるのは親だけであって。息子さんはどうやら乗り気じゃないみたいだし、結婚も考えていないみたい。話してはみるって言ってたけど」少しすまなそうに話す上司。どうやらそんな期待値の高い話ではないらしい。これが以前だったら、「何やってるんですか!!営業何年やっているんですか!?ツメが甘いんですよ、ツメが!」と爆発をするところだったんですが。いまは少しホッとしている自分がいる。でも。機会ができたなら。たぶん行ってしまう自分がいるような気がする~~~~~~。