〓都内のあじさい名所〓
梅雨より先に真夏が来てしまいましたね。それでも梅雨に似合うあじさいは例年通り頑張って咲いているようです。紫陽花を見るたび思い出すのは17年前、今は亡きT子ちゃんに誘われて行ったあじさいツアーのことです。鎌倉の長谷寺や明月院、東慶寺、円覚寺等を周って紫陽花三昧の一日でした。あんなに沢山の紫陽花をいっぺんに見たのは後にも先にもあの日がいちばんでしょうね。我がマンションエントランスの紫陽花を見ながら、そんなことを思い出して、都内の紫陽花名所はどこなのかと検索してみたら、やっぱり白山神社がTOPにでてきました。実は去年、根津につつじを見に行った時、文京区には五つの花まつりがあって、あじさいまつりは白山神社が会場と知り、去年6月の下旬に行ったことがあったのです。近所の紫陽花の様子からしてきっともう花の盛りはとっくに過ぎているだろうとは思ったのですが、散歩のついでだから、だめもとでした。すると、盛りがすぎているどころか、すべてのあじさいをきれいさっぱり終わった切り戻し終わったところだと言われ、枯れ花一つさえ見られず、ありゃりゃな思いで帰ってきたことを思い出し、今年はタイミングを外さないようにと待ち構え本日行ってきました。平日の昼下がりは去年も同じだったんですけど、さすが見頃時期だけあって、人出は休日?って思うほどでした。去年写した写真には人が一人も写ってなかったんだけど・・・・。まずは神様にご挨拶をしてからと順番の列に並びました。あじさいまつりの提灯飾り、グリーンより、あじさいカラー(ブルーorパープル系)の方がよくない?都内ですから小さい神社で、境内も狭いので周囲がぐるりあじさいと言っても、目を見張るというほどではないのですが、あじさいは丁度見頃でした。およそ3000株のあじさいと聞いていたけど、ちょっとものたりないなぁと思っていたら、見物人が本堂の向こう側に続いて行くのを見て、ついて行ってみたらそこにもぐるりとあじさいが咲いていました。公園側のあじさい、見える建物は本堂の後ろ側ここは公園なんだ?そこは神社の境内ではなくて白山公園と表示されていたのですが、更にその先に古木のある山があって、そこが一番紫陽花の見どころのような風情がありました。浅間神社という額が架かった鳥居が入口で、沢山の人が並んでいます。山というほどでもないのですが、一方通行の石段を登っておりながら斜面に敷き詰められたように咲く紫陽花を見物できるようになっていました。上にはちっちゃな祠があり、存在感のある古木には「文京区保護樹木ムクノキ」と表示されていました。白山浅間神社は富士山を模して造られた富士塚だそうで、あじさいまつりの期間限定で入場見物できるのだとか。案内地図もありましたが、広い場所ではないので、ぐるりと一回り、短時間で紫陽花三昧できました。御朱印も戴いてきました。(書き置きのみ)紫陽花スタンプがついているのでは?って期待したけど・・・・ちょっとアイソなしね。・・・・今年は6月8日(土)~16日(日)が「文京あじさいまつり」だそうです。※白山神社についてhttp://10jinja.tokyo/hakusanjinja.html