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2009年05月02日
カテゴリ：◎旅
ナパとカリストガは人気観光スポットでアメリカでは勿論の事、今では日本でもナパのワイナリーめぐりを組み込んだツアーがいろいろあるようです。
私の今回の旅はたった３泊でしたが、ナパのワイナリーを３つまわるだけだったので、のんびりしたものでした。 ワイナリーが点在するナパの道路を走ると、日本にはありえないような、ゆったりとした美しい緑が広がって映画のシーンを見るようです。 整然と並んだぶどうの木が、今ちょうど小さい実をつけ始めた頃のようです。  日本で見る、食用のぶどう畑と違って、高さは私の腰より低そうです。まるで枯れ木のような幹から、綺麗な緑の葉が出てぐんぐん元気に生い茂っているのは、不思議な光景なのですが、美味しいワインを造る為にある程度以上の時間が不可欠なわけです。（若木では無理？女もぶどうやワインのような評価がなされたらいいのににゃ。にゃはは）  聞く所によると、ワイン用のぶどうは食用より小粒で甘いのだとか。 フルーツ好きではないくせに、これは一度味わってみたいと思うのですが、秋に来ないとだめですにゃ。 秋も花は咲いていると思いますけど、今の時期だと沢山の薔薇が咲き乱れているのも魅力的でした。 ワイナリーではなくても、道路の両側にはポピーなどが群生しているところがいっぱいありますが、ぶどうの畝の手前には必らず薔薇が植えられていて、１列は花のラインです。薔薇は虫がつきやすいので虫チｪックに不可欠なのだそうです。３年前に行った猫と薔薇にあふれた新潟のワイナリーを思い出していました。 緑と花のワイン街道（私が勝手に言ってる名前で本当は29号線）で、思わず「うわ～っ！」と感嘆の声がでてしまったのがベリンジャーワイナリーのあるあたりにある黄緑色のトンネルです。 ３往復くらいしているのに、車なので写真が写せなかったのが残念至極ですが、写せたとしてもカメラマンの腕前が腕前ですから、百聞は一見に如かずということにさせていただきましょう。 ベリンジャーワイナリーに行った時に聞いたらベリンジャー兄弟の一人、ジェイコブさんが植えたハルニレの並木だそうです。にゃんともいえない透明感のある黄緑色の茂った葉で包まれた明るい並木道で、もう一度あの場所に行けたら、その時は是非、歩いてみたいと思います。 またこの道とほぼ平行してワイントレインという列車が走っていて、何度か見かけました。 暗くなると、イルミネーションされて、これまたなんともおしゃれです。アメリカにしては珍しくここは電車で移動できるのかと思いきや、名前の通りワインを飲める食堂車で、移動が目的ではありませんでした。 サンフランシスコ寄りのナパダウンタウンからセントヘレナという駅までを景色を楽しみつつ、ワイン飲み放題で食事をしながら3時間で往復するのだそう。 なんでもやってみたい人としては、ワイン用ぶどうの味見同様、心惹かれました。 ナパバレーには200以上ワイナリーがあるようですから、このワイン街道沿いだけでも相当数ありそうですが、今回案内して頂いたのは、初心者むけとも言える、有名度ベスト３ではないかと思われる、「オーパスワン」「ロバートモンダヴィ」「ベリンジャー」です。 ３つともそれぞれが違う雰囲気の楽しい体験だった、ワイナリ-めぐりについては続きます。 ワイントレインHP http://winetrain.com/ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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