2009/05/07(木)11:21
○オーパスワンワイナリー○
最初に行ったワイナリーオーパスワンは、有名度ベスト3のひとつとはいえ、初心者が気軽に入れる雰囲気ではありません。
29号沿いに門がありますが、品のよいシンプルなもので目立つ看板や標識がいっさいないので知らないと分かりにくいですにゃ。門からややしばらく走って車を降りて近代的でありながら厳かな雰囲気の建物に向かうとクラッシック音楽が聞こえてきました。
あとで調べて分かったことですが、オーパスワンとは音楽用語で「作品番号1番」という意味で、「一本のワインは交響曲、一杯のワインはメロディのようなもの」と創始者のひとり、ロッチルト男爵が命名したということからの演出のようです。
(HPも開くとクラッシックのBGMが)
知らない人は入りにくい雰囲気ですが、今はお金さえ払えばテイスティングもできますし(ただし1杯30ドルくらいはするらしい)、ワイナリーツアーも予約すればできるようです。
(システムが時代とともにいろいろ変化しているようですが)
案内人はハンクさんというダンディなおじ様で、最初に通されたお部屋は私には、よくわからないけれど相当な芸術価値の高そうな家具や置物が置かれた暖炉のあるお部屋でした。
最新式の生産エリアも見学させていただきましたが、時期のせいでしょうが、動いている機械も働く人もいないので本当にここでワインを造っているの?というくらいすっきりとした清潔な広い空間が広がっていました。
このフロアの下に行ってわかったのですが白く見える丸の下↑に、オーパスワンマーク(ロバートモンダヴィ&ロッチルト男爵の横顔)入りの巨大なステンレスタンクがあります。
建物が円形のため、熟成樽も美しいカーブを描いて並んでいました。予約して許可されたツアーが、見学のラストにその樽が見えるガラス張りのテイスティングルームでオーパスワンの試飲ができるようです。
そこで2006を頂いてきました。たしかに美味しいけど、自分では1本2万も出して買う勇気はありませんから、オーバーチュア Overture(序曲)という名前のセカンドを1本買ってきました。(税込1本65ドルでした)
雨降りだと言うのにひっきりなしの千客万来状態でしたし、中国人と思われる人達が木箱をかかえて帰っていく姿も見られました。
お金はあるところにはあるようで、1本何万かのワインをまとめ買いして行く人も沢山いるのでしょうね。(自分の国で買うよりは安いのでしょう)
次はロバートモンダヴィへ。
※オーパスワンHP
http://www.opusonewinery.com/