晩秋の釣り(今回はどちらがやっちゃたのか)
晩秋というか、立冬もすぎ寒さも厳しくなった季節。2ヶ月ぶりにT君と西の浦のいつもの筏に・・・・・。前回、大当たりのT君、今回も張り切って一路西の浦へ・・・。しかし、大宰府インターで大渋滞。ポール・マッカトニーのコンサート帰りの車と工事によろ大渋滞。早くも暗雲が立ち込める。予定の時間より1時間ほど遅れて到着。筏が組み替えられ、いつもの場所は足場が良くないので手前で釣り開始。しかし、深さがいつもの半分以下、10mほど前には筏のロープが入っている。流せる範囲が狭く、テンションは下降。カワハギでもアジでもとにかく食料確保をめざす。釣れるのは20センチないアジ、コダイと大物は期待できない。夜が明け、ゴールデンタイムに・・、浮きにひんぱんにアタリが・・・。コダイラッシュ!!!そんな中、ついに、なんと、なんとなんとT君のまたしてもT君のウキではなくワタシのウキがものすごい速さで海中に消えていく。竿が何度ものされ、二人に緊張が走る。タモを持つT君はワタシの(一発ですくえ)の一言にド緊張。上がってきたのは・・・・・。なんとびっくりの45センチの石鯛。ウキ下6mでこのサイズ、恐るべし西の浦。無事上がってホッとするとともに、テンションMAX.しかし、その後はコダイ、クロ、アジ、タナゴ等小物ばかりで夕方納竿、残念ながらT君の強運はありませんでした。今回はワタシが主役、今年1番の大物でした。家に帰り、とりあえずさばいてバク睡・・・・・・・・。翌日、せっかくの大物なので本格的に調理開始。しかし夫婦二人なので、とりあえず石鯛半身だけを調理。肩身を皮を剥ぎ、こぶ締めに、ハラ身は皮をバーナーで焼いて氷水でさっと締める。剥いだ皮と肝は酒で軽く煮る。できたのが・・・・・・・。これを昆布と鰹の出汁でしゃぶしゃぶ。そのまま食べてもコリコリうまいし、しゃぶしゃぶも甘みが増してうまし。あぶらの乗りがはんぱない。それにたくさん釣れたコダイを使って研いだ米にだし汁を入れ、昆布を敷きその上に焼いたコダイを置いてスイッチオン。炊き上がり後、昆布とコダイを取り出しコダイの身をむしり、ご飯と混ぜる。コゲもできて最高にうまい鯛めしの完成。豪華な夕食となりました。たまにはこんな贅沢も良いでしょう。残った魚は一旦、冷凍庫に、今度は煮付けにしようと思っています。T君、おいしかったぞ~・・・・・・・・・・・。次の釣行はいつになるかわかりませんが、釣れたり釣れなかったり、だから釣りは楽しく、釣るための努力をするものだと。次回は誰が主役になるのか、今日の独り言でした。