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2020.01.26
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冬になり、風邪を引かれている方も多いようです。
風邪の症状に、のどが痛くなることがありますが、そんな時、のど飴をなめることもありますよね。
お店に行くと色んな種類ののど飴が並んでいますし、中には『キシリトールのど飴』という、一見歯に悪くなさそうなのど飴まであります。
でも、のど飴は、アメです。なめ続けると虫歯の原因になります。
理科で、水溶液について習うのですが、その中に砂糖、食塩、ホウ酸などの溶解度曲線が載っていました。


(水酸化カルシウム以外)水の温度が上がるに従い、溶解度が増えて、冷ますと結晶としてあらわれます。
ここで、砂糖に注目すると、何と、水100mlに対し、40度で約240g、0度でも約175gも溶けるんです。
水100mlはコップ半分くらいの水に、砂糖240gは、2カップ分になります。
水より、多いカサの砂糖が溶ける、というのはにわかに信じがたいですが水あめのような状態の水溶液です。
アメが1個5gとすると、40度で約48個も溶けます。
ここで、のど飴をなめた時を考えてみましょう。
口の中の唾液は、温度が約40度で主成分は水です。唾液を10mlとすると、砂糖は24g(飴5個分!)が溶けることができます。
アメはなめて、口の中で転がしている間にアメの中の砂糖は唾液にどんどん溶けこみ、水あめのようになり、唾液は薄めるためにどんどん産生され、アメは、口の中に残り続け、虫歯の原因になります。
食後の唾液のpHに関するデータはよく見ますが、唾液に溶解した砂糖に関するデータはあまり見たことがありません。
風邪ののどの痛みのほか、内服薬やホルモンの変化などから、口が乾き、のど飴をなめることもあるかと思います。
のどの痛みには、内科や耳鼻咽喉科の受診、口の渇きは、お茶や水など砂糖を含まない水を飲んだり、唾液を出す工夫などで対処して頂きたいな、と思います。







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最終更新日  2020.01.26 15:40:39
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