himekyonの部屋

2014/05/16(金)04:34

こだわりの誕生日登山in乗鞍岳 登頂編2

誕生日(85)

7月10日~11日 こだわり続ける誕生日登山 のんびり登山を目指した乗鞍岳でしたが・・ 人気blogランキングへ  ←応援してね(*^_^*) 乗鞍岳山頂からの木曽御嶽山 悪天候でシャトルバスが運休して畳平に上がるすべがなく 回り道をして乗鞍高原へ 「明日は天気になりますよ」 バスの運転手さんのことばを信じて・・・ 朝3時、携帯アラームで目を覚まし、 ペンションをそっと抜け出してバス停へ 灯りがついていて人の動きが・・・ 「ご来光バス」は出るようです 3時40分観光センターを出発したバスは、途中2箇所ほどで観光客を拾いながら、 15名を乗せて畳平へ向かいます。 畳平へは、岐阜県側からは乗鞍スカイラインが 長野県側からは乗鞍エコーラインが 数年前までは自家用車で上がれた畳平、今はマイカー規制で 乗用車は入ることができません 空が白み、やがて雲が赤くなりはじめて ご来光に期待がかかります 「畳平の手前、長野・岐阜県境で停車します」 まもなく 「県境付近深い霧です。気をつけてください」 パトロール車から無線連絡が・・・ 大きくカーブを曲がったら一瞬目の前が真っ白 えー、何、この霧ーーーー もうびっくりです 「県境です。降りる方はいませんか」 だれも降りようとはしません 終点の畳平に着いても、ほんの5mほどがやっとわかるくらいの状態に がっくりです 一人ではとても歩ける状態ではなく、霧が晴れるのを待つことにしました。 食事をしながら、待つこと2時間近く なんとなく霧がうすくなって、時おり目の前の建物が見え隠れするようになり 7年前とはいえ、一度歩いた道、1本道だし迷うことはないから出発しよう 6時40分ようやく重い腰を上げることにしました。 今回は雨を覚悟して、雨具はしっかり防水スプレーをして、寒さ対策もしてきたので 全部着こんで歩き出しました。 まもなく、バスから降りてすぐに歩き出したご夫婦が戻ってきました。 「もう山頂へ行った来たのですか?」 「いえ、何もみえないし風も強くて、寒くて肩の小屋から引き返してきました。出直します」 歩くごとに少しづつ、霧が晴れてくるような気がします。 空にはぼんやり太陽が見え隠れするようになり 肩の小屋に着きました。 小屋番のおにいさんが2人、にこやかに迎えてくれました。 「この霧は晴れますか?」 「大丈夫ですよ。昨日までの3日間、台風並の大荒れで大変でしたが、 回復の兆しです。あと30分くらいここで休んでいれば晴れると思いますよ」 「実は昨日はこちらに予約していたものなんです。平湯に着いたらシャトルバスが運休、 急遽、乗鞍高原へ回ってご来光バスで今朝上がってきたんです。 キャンセルは今度で2回目なんです。以前、焼岳に登ってからバスで平湯に移動、 その日のうちにシャトルバスで畳平に入り、お世話になる予定だったんです。 ところが、焼岳で道連れになったご夫婦の旦那さんが2度も転倒して歩けなくなって、 付き添っていたらバスに乗り遅れちゃって平湯に泊まりました。 三度目の正直、今度来るときは必ずお世話になりますので、 そのときはよろしくお願いします。」 霧が晴れて青空が広がり始め、山頂へ出発です 3000mの高山、まだお花には早いようです。 キバナシャクナゲとコメバツガザクラのお花が咲いているだけです 写真を撮りながら歩いていると、後ろから歩いてきたご夫婦が 雷鳥がいますよ~ 急いで降りていくと、1羽の雷鳥が毛づくろいをしながら動きません。 ハイマツの下には雛がいるのでしょうか しばらく待ってみましたが、出てくる様子がなく、あきらめて先を目指しました。 晴れてはきても風が強く、雲がめまぐるしく動きます。 振り返ると・・・ 槍ヶ岳と穂高の頂が雲海の上に 穂高連峰 槍ヶ岳 見る位置によって随分と違います 笠ケ岳も少しだけ頭をもたげています 遠く白山が まだまだ雪をかぶっている白山 降りてきた男性が稜線から上はものすごい風ですよと教えてくれました。 秋田駒ケ岳ほどの風ではなかったけど、一人だと慎重になります。 蚕玉岳山頂から剣ケ峰(山頂) 一歩、一歩踏みしめてようやく山頂です 60歳の記念すべき日に乗鞍岳の山頂に立てました。 今年も山の上で誕生日を迎えることができた喜びにひたります。 山頂に着くと同時に携帯メールが・・ なんと中学の同級生のI君から「アラ還おめでとう~またクラス会やりましょう」 のメッセージに 「北アルプス乗鞍岳の山頂で一足お先に誕生日を迎えてます~」 返信しました。 うれしい~誕生日を覚えてくれていたのね。 中央後に薄く見えるのが富士山だそうです 山座同定をしていると、乗鞍岳が好きで、毎月のように茨城から通っているご夫婦が 富士山も見えるんですよと教えてくれました。 双眼鏡で覗いてみると、北岳のうしろに富士山の左肩がしっかりとみえました。 富士山大好きのhimekyonが、記念すべき日にこの遠い乗鞍岳から富士山をみるなんて こんな幸せはありません。。。 ありがとう! 左の尖った山は甲斐駒ケ岳と教えていただきました。 北岳だと思ってましたが・・・ 富士山を眺めながら、シテットティーを飲みました。 中央アルプス ご夫婦から、乗鞍高原への途中に三本滝があるので、途中下車してみる価値はありますよ と教えていただき、1時間ほどのんびりした山頂をあとにしました。 人気blogランキングへ  ←応援してね(*^_^*) 大展望とは行かなかったけど 雲海に囲まれた展望はそれはそれで素敵な景色でした。 この時期、これだけ見られるのはなかなかないとのことで、 himekyonの誕生日を祝ってくれていたのでしょうか

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