ひなたまさみとひなたぼっこ

2007/02/09(金)10:38

教育長賞受賞

サキのあゆみ(174)

みなさん、おはようございます 昨日、娘のサキ(小6)と、市内の文化会館へ行ってきました。 秦野市教育委員会教育長賞の授賞式です。 受け付けで渡されたパンフレットに、教育長賞の受賞者の氏名と功績の一覧がありました。 今年は個人の部では44名、団体の部は4つの団体、総勢166名が受賞していました。 文化・芸術部門の表彰が前半、スポーツ部門が後半でした。 この賞は、それぞれのコンクールや大会で、 県レベルでは1位 関東地区レベルでは2位以内 全国レベルでは3位以内 の結果を収めた小・中学生が対象になっている、という説明がありましたが、あまりに大勢でビックリしました 作文や絵画、音楽などのコンクールもいっぱいですが、 スポーツでは、空手、陸上、ドッジボール、ダンス、それから”ソープボックスダービー”という初めて聞く種目での受賞者もいて、感心しながら見ていました。 サキの名前は2番目に書かれていて、名前を呼ばれたのも2番目。 会場全体が静まり返っていたので、さすがに緊張している様子でしたが、無事、教育長さんから賞状を受けることができました。 最後に教育長さんが、こんなお話をしてくださいました。 「私は、子どもの頃、みなさんが受けた賞などにはまったく縁のない子どもでした。 特に人前で話すことが苦手だった私は、小4の頃、通信簿に”もっと明るく、自信を持って!”なんて書かれて、母親に”しっかりしなさい”と言われたものです。 そんな私も、今ではこうしてみなさんの前でお話ができるわけですが、それはたくさんの経験を重ねてくる中で、少しずつ”自信”がついてきたからです。 みなさんは今回の受賞で、”自信”をひとつ得ることができたと思います。こんなに若いうちに自信が持てるということは、昔の私から見ると羨ましいような気もします(笑)。 どうぞその自信を胸に、ますます大きく羽ばたいてください。 そしてもうひとつ。 ”感謝”の気持ちを忘れないでください。 みなさんの周りには、みなさんを励まし、支え続けてくださる大切な家族や友だち、それから指導してくださる先生方がいると思います。 ”自分ひとりの力”では決してこのような結果には結びつかなかった、ということをここでもう一度思い出して、感謝の気持ちを忘れないでください」 とても素敵なお話だと思いました。 最後の記念撮影は、こんな感じでした。 (サキは最前列の左から3番目) 式のあと小学校へ行き、校長先生と担任の先生に報告をしました。 「サキちゃん、すっかりお姉さんらしくなって…」 担任の先生は涙を浮かべて迎えてくださり、校長先生も相変わらずの温かさで、 「よぉ、サキ!なんだ、もう大人みたいになっちゃったなぁ~。 おめでとう」 他の先生方も、サキの成長と受賞を喜んでくださる様子を見ながら、私は改めて教育長さんのお話を思い出していました。 「サキ、よかったね。 サキの受賞を喜んでくれる人たちが、いっぱいいたね。 ありがたいね」 と、話しながら帰りました。 賞状には、 「表彰状 あなたは第七回創作童話・絵本コンテスト2006創作童話部門において厚生労働大臣奨励賞を受賞され 本市の名声を高めるとともに多くの児童に対し可能性と希望を与えてくれました よってここにその栄誉をたたえさらに向上されることを期待し表彰します」 と、書かれていました。 去年いただいた賞状の分とあわせて2枚分のフレームも買ってきました。 「黒と茶色のまだらの額縁は嫌い」 というサキが選んだフレームは、柔らかい色の木のフレームでした。 早速、2枚並べてリビングの壁に飾りました。 この2枚の賞状が、なかなか自分に自信の持てないサキに”自信”と”感謝”の気持ちを与え続けてくれるといいな。 来年度からの中学選びで、まさに今、迷っている最中の私たち親子。 今通っている「適応指導教室」は、小学校の卒業と同時に卒業しなければなりません。 サキが制服のある学校へ通いたくなったことをきっかけに、さまざまなことを考慮する中で、市内の公立中学への進学へ方向が定まってはきたものの、 軽度発達障害児を対象とする「相談指導学級」のある中学は市内にひとつだけ。 その中学へ進むのか、学区内の中学の障害児学級?普通学級? 毎日登校はできるのか?もしもまた通えなくなった場合の受け皿は?…etc. 親としての心配は尽きませんが、親身に相談に乗ってくださる先生と、サキと、じっくり話をしながら、最終的にはサキ本人の通いたい学校に決めるつもりです。 どこに通うことになっても、サキがサキらしく、笑顔で健康で、毎日をイキイキと生きていてくれれば、それで十分だと私は思っています。 ひなたまさみ

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