去年の冬からの
毎週のような行事と謝恩会が終わり
公私ともに多忙な時期を脱しつつあります
去年から、今の時期は花粉症の薬を飲んでいます
仕事以外では ただでさえポケっとしているのに
ますますぼんやりしてしまいまして
薬のせいにしてはイケナイと思いつつ
「薬を飲むと眠いよね」
と言ってしています(笑)
福永武彦・リルケ・カロッサ・宮沢賢治
病床の義母の傍で
朗読するものを探しています
意識がはっきりしていないので物語よりも
詩がいいのじゃないかと思って。
お勧めの詩があったら教えてください。
義母は薔薇の花が好きです。
特に真っ赤な薔薇が。
庭で育てている薔薇の木が
毎年、大輪の薔薇の花をいくつも咲かせるのです。
福永武彦の詩にも リルケの詩にも
薔薇という言葉が出てくるのに気がつきました。
義母が倒れる2,3日前。
「オイディプス王」が貸し出し中だったので
代わりに図書館から借りてきた福永武彦とリルケとカロッサ。
深く読むことができずに返却することになりそうだったけど
今は、物言わぬ義母の傍らに座して朗読しようと思っています。
カロッサのいう
「われらはただ福音をもたらす時のみにあえて歌おうとする」
この意味を私には計り知ることはできないけれど
私が義母なら聞かせてほしいと思い
慰めや安らぎや楽しさだけでないものを求めるだろうと思います。
「お義母さん、嫁の趣味につき合って下さいね」
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