カテゴリ:お山に雨が降りまして
いまどき「赤頭巾ちゃん気をつけて」などと言われても困惑するばかりだろう。 かつて、芥川賞作家庄司薫作品にそんなタイトルの本があった。 映画化もされた。
作家、庄司薫とは本名福田章ニといいあの三省堂専務の息子。 当時全国有数の進学校だった日比谷高校から、東大へ進む。そんな青春期を描いた 小説は、芥川賞を受賞し映画化にもなる。 映画化で、小説の主人公を演じたのは岡田裕介。 昨今、俳優だなどと思っている人はいなくて、あの「極道の妻たち」などの映画で有名な 東映の代表取締役、岡田裕介その人である。
おかしなもので、競演した森和代という女優まで記憶している人はいないと思うが にわかに注目されてきた。
女優、森和代。
ほかならぬ17歳の赤頭巾ちゃんをごちそうさましちまった森本レオ氏の奥さまだ。 今は昔、演技指導などといいながら狼になって石原真理絵を食べた人ですなどと暴露された森本レオは、そういえば先年も水沢アキという女優に告発されて話題になったが、それも法的には時効とはいえ強姦だったとの水沢アキ側の主張だった。 業界の人間が職権をよきことにして、女に手をだすのはどこの世界でも「品物に手をつける」と忌み嫌われるものだが、芸能界では結構ポピュラーなものらしい。 しかし、いくら虚飾の芸能界でも家族はいたたまれないだろう。 往年の女優森和代は、狼だ、狼だといわれっぱなしの還暦過ぎた亭主をどんな思いで眺めているのだろうか。
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21歳で結婚、以来、名古屋だそうですね。
私の参加している同人誌の通信を作っている女性編集者、彼女と同じ年で顔も良く似ています。 別人だと思いますが。 (2006年12月20日 03時10分32秒)
ぼくは高校生のときにこの映画と原作を読みました。
あの日曜日のけだるさと佐良直美の主題歌がとても印象的でした。 私の日記にも紹介してあります。ぜひお読みください。 http://plaza.rakuten.co.jp/mirai21/diary/200504190000/ (2006年12月20日 07時32分43秒)
たまゆら1/fさん
>森本レオは強姦が止められないのだと思う。 >あれも病気か ----- 女性を強姦して、平然としているタイプに男は 幼児期に虐待を受けた子供じゃないかな、という 風に想像している。 水沢アキにせよ、石原真理絵にしても、なんであんな タイミングで彼に対して「反撃」したのかというと 時効などという実定法の論理とは別のもうひとつの 筋目を通したのだと思う。 みな、テレビでコメンテーターとかがそんな旧聞と か、時効だとか言っているのをみて笑えた。 「おとしまえに時効はない」 馬鹿な奴ばかりだと思う。テレビのコメンテーター なんて、テレビの予定調和の世界でだけ生きている。 しかし、現実の人は、すべてそんな狭隘な世界で 生きているわけではない。芸能生命を潰そうが絶対に やりたいことは、かならずやるものでそれが女だろう と思う。 良いとか悪いとかの問題ではない。 自分は、石原に特別な感慨はないけれどアメリカで 沈潜して帰ってきたときにこの一連のキャンペーン を念頭に置いて日本に戻ってきたのだろう。 ならば、思う存分やればいい。 (2006年12月20日 23時45分38秒) |
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