|
|
|
2008年05月21日
カテゴリ：お山に雨が降りまして
このブログで、あえてマルクスを取り上げ続けてきた理由を述べよう。
田原総一郎が、マルクスだ。佐藤優が、マルクスだとうるさいかぎりである。 奴らは、マルクスとその後継者の「体系」を重宝がって使おうというのだが断固反対だ。 「体系」は、ふつう共産主義とよばれる。 この体系が、それほど生易しい思想ではない。 重宝がって使うなどというふざけた態度では、腰まで泥まみれになって馬鹿が叫びだす。 「進め！」と。それが共産主義というシステムなのだ。 悪いことは言わないから以下の既出のブログをもう一度読み直して欲しい。 2006/10/30 愛なき思想 共産主義って、猪木がはっきりと指摘しているの ですが重層防御構造といって、フツウの思想のよう になっていない。経済、政治、倫理に横断的に はりめぐらされた独特の構成になっていますね。 まずあれに圧倒される人が大半で、生涯逃げられ ないというケースも少なくない。 また、思想の外で実践的にかかわると思考そのもの が共産主義の論理過程でやろうとするので、無限 地獄ですよ。日本の新左翼がそうでしょう。 共産主義者として、共産主義を眺めて批判をくり かえすと、よりまし論の無限地獄です。 さらに、「だいたいわかっていると」共産主義の 政治的リアリズムに足をさらわれます。自分ぐらい 平気で、共産党に投票するぐらいのマキャベリスト でも、危ない。（笑） 文学少女で、たくさん本を読んでいるぐらいの人も 危ない。20世紀を網羅的に駆け抜けた思想だから、 パラダイムとして潜り込んでくる。教程に一切、 ふれていなくても濃厚に忍び寄ってくる思想です。 自民党の衆議院議員だからといって、自由ではない。 学生時代に刷り込まれた、共産主義の思考枠は、 どうしても準拠されてしまう抜き難い骨格になって 後遺する。エコノミスト、評論家も同じ。 だって、日本の右翼なんかみな日本共産党出身者の なれの果てて感じじゃないですか。赤尾敏、田中清玄、 反共雑誌の編集長クラスってみな共産党叩き出された みたいなのばかり。マスコミも、読売の渡邊恒雄、 子分の俵孝太郎、みな元日本共産党員。公文式の 公文もそうだろ。保守系評論家というのが危ない。 長谷川慶太郎にいたっては武装共産党時代の指導者 だし、右翼の諸君が喜んで読む谷沢永一なんかも 元共産党員。 とにかく危ない思想だというしかない。(2006/10/31 06:39:30 AM) お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[お山に雨が降りまして] カテゴリの最新記事
|
|
