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カフェ・ヒラカワ店主軽薄

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2005.06.01
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カテゴリ:ヒラカワの日常
独り反省会を行う。
本日、ミーツが届けられた。
江さん、編集部のみなさま、ありがとうございます。
さっそく、自分の書いたものを読んで見る。
いつもながら、分かり易く胸に染みこむ文体である。
自分で書いたんだから分かり易くて当然である。

で、その終わりの方に
「基本と応用の違い、そしてそれがどのように、
今の労働状況につながってくるのかについては、次回に
また続きを書きます。」
と俺は書いている。
あ、いやー、これ忘れてましたね。

その次回にあたる第七便を書いているときは、
前回の話をすっかり忘れてしまって、
「非決定問題」なんていう話題にしれっと移ってしまった。
だって、あいだに
うちだたつるの強烈な言語爆弾が炸裂しているのである。
あの、おっさんの。
この一撃で俺の頭もとっちらかってしまったのである。
でもまあ、いいよね。
統一感に対する誠実よりも、
流れのなかでのグルーヴ感の方が大切だからね。
じゃー、あんちゃん、そのグルーヴ感て何なんじゃいなんて
すごまれても困る。
一所懸命言い訳しているだけなんであるからして。
読者のみなさまも、どうか前言お忘れ願いたい。
単行本にするときには、すぱっと削除しちゃいますから。

本日は、大手町の産経新聞社へ出向く。
先だって、
「我に勝機あり」のインタビューを屁理屈をこね回してお断りしたら、
だったら、自分で書いたらいいだがねと、詰め寄られ、
そのまま、二ヶ月の連載を引き受けてしまった。
何を書くかは、何も決まっていない。
商売人の悲しい性で、オーダーをいただくと
反射的に、「まいど」が出てしまうのである。
ということで、
八月ごろより、サンケイビジネスアイという産業新聞での
連載が始まることになった。

話し変わって、
昨晩は、大林組の副社長との会食にお招きいただいた。
来月から関連会社の役員をお引き受けすることになったので、
面通しというわけである。
その席で、
「平川さん、もしありあまる金があったら、何をしたいですか」
と問われ、咄嗟に答えが出てこない。
そ、それって、ありあまる金をいただけるってお話でしょうか
と思わず腰を浮かせた自分が悲しい。
それで、今日、しみじみと自分は本当は何をやりたいのかと
自問してしまった。

先ほど、昨日の自分の日記を見て
俺は本当は、どさ回りの役者をやりたかったのかもしれないという
感慨が胸にこみあげてきた。
「血は立ったまま眠っている」なんて台詞を、
一度は腹式呼吸で叫んで見たい気がする。
いや、どさ回りの役者だけが、
言葉を「実体」のように、みずからの肉体をきしませて搾り出す権利を
持っているように見える。
芝居は、絵空事だが、
口先だけの現実よりは信じられる気がする。
なんてことを、俺は今日も口先だけで書き記しているわけである。






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最終更新日  2005.06.02 00:04:47
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