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カテゴリ:雑感
最近、WEB2.0というコンセプトをしばしば耳にするようになっていきました。
正直、不安を覚えます。 それは、今はまさに18世紀後半の産業革命19世紀に起こった鉄道革命にならぶ革命の真っ只中にいること。 社会構造を人体に例えれば、今までの革命(進化)は骨格系や筋肉系でしたが、どう考えても今回は神経系です。 この社会構造の変化は今までと大きく違う気がします。 これからは、ありとあらゆる表現が全ての人々に機会と脅威を与えるはずです。 それは、一発勝負の勝ち抜き戦でしょう。 決してリーグ戦ではありません。 この世界で勝ち抜くために欠かせないのが「パラノイア」の精神性かもしれません。 そこに私自身、大きな不安を抱かずにはおれません。 10年前のインターネットを思い出してみれば、この10年でいかに「場」が変わったかは明白ですし、今後10年、20年、30年を考えれば・・・ オフライン・ビジネスに戻りたい誘惑にも駆られます(苦笑) 去年初頭にこの感覚を得て、自分で合点がいかずにいましたが最近、なんとなく見えてきました。 HOWの時代はとうぶん来ないのは間違いないでしょう。 具体的には「知識」の陳腐化です。 思い返せば神田氏がダイレクト・マーケティングを語ったのが1997年でした。「知識」は当たり前のモノという前提になるでしょうし、「知識」に対する「報酬」も限りなくゼロになっていくはずです。 「ツール」「テクノロジスト」の知識、この分野はますますニーズが高まるでしょうが、あくまで戦術領域。 WHATの時代、密かな確信があります(苦笑) アメリカのグーグルを見ていると、織田信長とダブって見えます。 彼らは新しい世界観を間違いなく持っています。 そして、羽柴秀吉や明智光秀のような優秀なグループとスタッフを。 だから、恐く不安です。 今、SEOだの、SEMだの、ライティングだの精を出すことに虚しさすら感じます。 やっぱり秩序を新しい世界観によるWHATに勇気を出して踏み出すほうが10年後にはいいのかなぁ~なんて・・・・ 暴想でしょうか??? ポケベルで文字が表示された!といったのはいつ? i-modeは? ISDNで定額だといったのは? ADSLのは? まだまだ序の口です。 ひょっとすると楽天ですら20年後・30年後には過去の物語の一部になっているかもしれません。鉄道革命での多くの企業がそうであったように・・・。 やっぱり暴想ですかね(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.28 23:19:32
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