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上海発!夫婦でチャレンジ上海ビジネス! 

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第2回 カルチャーサロン総評 (2)


ITの宿命として、ひとを削って
コストを下げる、
そしていい人材を高給で迎える
というジレンマがあるが、
会社への忠誠心と、業種そのものが
チームワークから離れがちな分野であるからこそ、
オーケストラの指揮者のような、
まとめ役に注目されるのであろう。

わたしたちは、この分野の
門外漢で、セミナー運営の事務処理を
手伝わせていただいているだけだが、
産業のコメが半導体で、
このコメで料理された
品々がソフトウェアであるというのなら、
大概の問題がここに集約されているわけで、
このあたり論点を挙げていく、
そして事例を並べるだけでも、
大いに後続開発者にヒントが与えられるだろうし、
開発者は、ますますひとを見る目、
じぶんを見る目が必要になってくる。

なぜ、時代の潮流が
いままでとは違うのに、
いままでと同じしきたりを重んじるのか。

何とでも理屈はつけられるだろう。
しかし、目先生き延びるという
ことだけでなくて、
ビジョン、というか志というか
そういう部分で、
オフショア開発の意義を
全体で考える必要があり、
水と油の分離論争を
言い続けずに、適材適所の
基本論理で経営に組み込むことが、重要だろう。

凛としてセミナー
会場に挿された菜の花が、
とても象徴的だった。


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