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上海にいらした 赤坂教会の 姫井牧師と 中国最古のカソリック教会堂のある 上海郊外の松江まで ご一緒させていただきました。 散策参加者は ボクとタイタイ、 それにH総経理夫妻、 上海万博の日本人技術協力者代表E夫妻 のわずか7名。 だけれども、 この少人数なので ちょうどH総経理の 会社で購入されたばかりの 7人乗りトヨタ車に乗って 非常に快適な小旅行を 楽しむことが出来ました。 目的地は 古北から ほぼ30分くらいで 着いてしまいます。 それから、やや急勾配の 階段と山道を もくもくと 30分程度 上ると、 見晴台と その横にフランス人宣教師らが 建設した天文台。 そこから わずか5分程度 上ったばかりの場所に 教会堂はあります。 1800年代後半に イエズス会宣教師が乗り込んで 1925年までにほぼ落成。 約500人が収容されるという 教会堂の中に入ると、 荘厳な雰囲気というほどではなく、 ただ 宗教的な儀式を するような祭壇があって、 別段 感動するほどのものでは ありませんでした。 ただ、しばらく静かに たたずんで、 それから 天文台に行き、 さっさぁーと 山道を戻って、 その近くにある 上海メリディエンホテルに かけこんで 飲茶の 食べ放題を 堪能いたしました。 (H総経理に ご馳走になってしまいました。) 全ての行程が終わって、 タイタイと 二人きりになった時、 教会堂内であったことを 語らいました。 タイタイはこう言いました。 「教会内でぐるーーーっと 見渡している時に 主がわたしに 『おまえはどう思うか』 とはっきり語りかけてくださった。」 で、どう答えたの? とボクが聞き返すと、 「なんか、 とんちんかんな回答をしてしまった。 世界中にある いろいろな教会を 見て周りたいです、と答えた。」 ボクは各地にある教会堂の立派な建物を見る時、 聖書のことを何もしらなかったときは、 ただ感動していましたが、 いまでは 主が弟子に言ったときの 言葉を すぐに思い浮かべてしまいます。 「先生、ご覧下さい。なんとすばらしい石、 なんとすばらしい建物でしょう。」 イエスは言われた。 「これらの大きな建物を見ているのか。 ひとつの石もここで崩されずに他の石の上に 残ることはない。」 (マルコによる福音書13章1~2) 神殿の崩壊を予告したイエスさまの 発言ですが、 これは われわれが 信仰の対象を 物質的な神殿(建物)ではなく、 目に見えないもの、である ということを気づかせるための 言葉であると感じます。 また、人はイエスという神殿によって 崩されない限り、 人に福音が伝わることはない、という 意味を感じます。 教会は建物ではなく、 中身が一番大切です。 写真 上が 教会堂 下が 昼食をとった近くのホテル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.18 17:34:52
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