クルマの神様/Evo日記/雨/通勤時走行/ 無意味な会議を終えて、 スチームサウナのようなEvo号で帰宅、 暑! 強行日記です、 次にPCに電源を入れるのは2日後かな、 車で峠や街道を深夜走行するのって、 ハイリスク・・・ノーリターンですよね、 娯楽や趣味と言ってしまえば簡単だけど、 いわば道路交通法違反の速度だったり・・・ 場合によっては危険行為かも知れない・・・ いやいや、 リスクの塊だろうね、 所詮・・・ 車に乗る行為にはリスクが発生するし、 ある意味無意識の賭けのようなもの、 つねに危険を意識する行為が大切なのかも知れない、 無意識の怖さって忘れがちだからね。 /僕の保存版雑誌/ 過去の永久保存の車関係の雑誌が何冊かあって、 たまに寝るときに眺めたりするのですが・・・ その一冊の中に2001年12月号『くるまにあ』がある、 特集『福野礼一郎・極上中古車を作る方法』です、 自動車評論家の福野礼一郎自身が雑誌の企画で、 現状渡し80万円の95年製の車を購入して、 約70日かけて自らの手と経験とアイデアで、 新車以上の極上中古車に仕上げると言う企画です、 その作業工程や努力の全記録だけでも圧巻なのですが、 その車を仕上げ終わったあとの言葉が最高です・・・ ☆内容の抜粋☆ エンジンルームの狭い空間に、 上半身を突っ込んで汚れた内壁を掃除している時、 たまたま通りかかった姉妹誌、 『特選外車情報』の編集者はボッソリ言った、 『こんなことやって何か意味あるんスかぁ』 いい質問だ・・・ 誰もが喉元まで出かかっているのに我慢してきた質問だ、 ☆この質問に対して☆ もちろん無い!! 『極上中古車』なんて存在にそもそも意味が無いからだ、 100時間かけて洗おうが磨こうが、 そんなものに1円の値段もつかない、 生まれ変わったこの車を、 もし明日売りに出したら・・ 間違いなく60万か65万、 購入した値段以上誰もびた一文払わないだろう、 (中略) 『誰も見ていないが神様はみてる』 そういう言葉を知ってるか? 宗教的教育を行う国で子供によく使う言葉だが・・・ 極上車を一人で作っている時・・・ 誰も見ていないが神様は見ていると、 いつも思ってきた、 もちろんクルマの神様である。 クルマは数万点の部品で構成された人智の結晶だ、 そりゃメーカーは売る事しか考えていない・・・ ディーラーは金儲けしか考えていない・・・ 設計者はクレームとリコール怖さに、 スキの無い設計をしているだけ・・・ 工場で働いている人は単に言われた通りの事を、 真面目にしているだけ・・・ だがのべ数十万人の人間が、 知恵を絞りモノを考え汗を流して、 一つのものを組み立てた時・・・・ 結果としてそのマシーンの中に何かが生じる。 機械工学の集大成・・・ 論理の牙城・・・ 知恵のエネルギー・・・ 執念のパワー・・・ 言葉は何でもいい、 オレはそれをクルマの神と呼んでいる、 一人の人間では押しはかることの出来ない、 巨大な叡智の終結の何か・・・ オレが中古車を直している時、 オレが情熱を捧げているのはそれだ、 ガレージの中で作業をしているオレを、 オレをじっと上から見ていたのもそいつだ、 そう信じているのだ。
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