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今日は大好きな稔伯父さんについて。
稔伯父さんは3年前の8月に前立線癌で他界した。 癌が発見された時には既に末期だった。 もう自分は長くはないからと病院での治療を拒否して 自宅療養をしていた。 ある日、姉2人と姉の旦那様、私と父とでお見舞いに行った。 稔伯父さんの元気だった頃とあまりの変わり様にびっくりした。 私の母が亡くなった当時、時々家に泊まりに来ては父の相手を してくれて、よく「ひろ、俺のウエストは100センチだぞ」 とよく笑わせてくれた(^.^) 稔伯父さんも伯母さんに先立たれているから父の悲しさを一番 理解していたから、兄として弟を心配してくれてたんだよね。 でも、その頃の稔伯父さんの姿ではもうない(-.-;) でも余程、お見舞いが嬉しかったのか、体が痛いだろうに 私達に気を遣ってくれた。 本当に優しい稔伯父さん(^O^) 帰りの車中で我慢出来ず、泣いたよ。 勿論、2人の姉達も・・・ また近いうちにお見舞いに行こうねと話し合ったその数日後に 稔伯父さんの訃報が届いた。 その日、父は稔伯父さんの自宅に泊まりこんでいて稔伯父さんを 看取る事が出来た。 痛がりもせず、静かに本当に寝ているかのようにと。 お通夜の時に稔伯父さんの長男のケンちゃんから話しを聞いた。 「自分の死の予感がしたんだな。亡くなる前日の晩に俺を自分の 部屋に呼び出し、通帳2冊を俺に渡した。これで俺の葬式を賄って くれと。そして法事には全ての甥、姪をその子供達も呼んでくれ」 と頼んだそうです。 あぁ、だからか、お通夜の時にケンちゃんに 「ひろ、法事に出られるだろう?」と尋ねられたっけ。 今までは親戚のお葬式で法事に甥、姪は呼ばれた事がなかったもの。 そして法事の参列者は100名ほどで大規模になった。 お葬式、法事、とっても豪華で素晴らしいお別れになった。 稔伯父さんは○○家の本家の長男として若い頃から頑張ってきた。 そして自分の兄弟の甥、姪を分け隔てる事なく皆を可愛がった。 私は親戚の中で一番大好きなのが稔伯父さん♪ 体は小さかったけど、心は海の如く大きく、本当に優しい。 他のいとこ達も稔伯父さんにはとても懐いていた。 人間ってお葬式の時に生前の人間性がよく分かるって言うよね。 稔伯父さんのお葬式は本当に父として伯父として、そして地域の 為に色々と力を尽くしてきたんだなって感じた。 素晴らしいお葬式だったもの。 お坊さんも滅多に着ない袈裟を着ていたし。 なんか朱色の袈裟でなかなかお目に掛かる事が出来ないみたい。 通常のお葬式では着ないんだって。 (名前を忘れてしまったけど(^^; ) あららら・・・ また長くなってしまっちゃった。 稔伯父さんの素晴らしさを伝えたかったんです♪ 最後まで、お付き合い頂いて、ありがとうございますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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