音質の良い音源ファイルを探して
オーディオ趣味とはいっても、ミリオンオーディオじゃなくて、チープなデジタルオーディオなのですが(笑)、PC経由DACで小型スピーカーを鳴らすやつです。FLAC形式のオーディオファイルを探していて、クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~というサイトに辿り着きました。著作権切れの音源が公開されています。FLACとはFree Lossless Audio Codecの略で、オープンフォーマットの可逆圧縮音声ファイルフォーマットということになります。「オープンフォーマットの」ということは、どこか特定の企業や人の権利下に属さないということです。ちなみにALACはApple Lossless Audio Codecの略で、「アップル社の」ということになります。「可逆圧縮」は字の如く「元に戻すことができる圧縮」のということで、「非可逆圧縮」と相対する言葉です。「非可逆圧縮」とは圧縮の過程において情報を間引くなどしてしまい、元に戻せないものです。つまり、「可逆圧縮」とは元と何も違わない情報を圧縮してあるということになります。携帯音楽プレイヤーや音楽配信などで使われているMP3形式やAAC形式は、聴感上わからない部分を間引くなどしてあります。実際に聴き分けられるのかは別として、できるだけ良い音質ということになるとFLAC形式を探すということになります。「音質の良い」という部分も曖昧な表現になります。元々、楽器の鳴り加減、奏者や指揮者の腕によるところがありますし、演奏会場にも影響されます。また、録音機材(マイクや録音記録装置)違いや、録音技術(機材の使いこなし)にも影響されます。そして、そうやって録音されたものを複製し流通して我々が入手する方法も、媒体の種類の違いやその媒体への複製の精度も関係してきます。最後に、入手した媒体から再生する部分は、それぞれの環境が違うわけなので様々です。入手した音源を再生する環境整備が、オーディオの楽しみの半分であり、残りの半分であるその環境で再生される音楽そのものを楽しむことのための音源探しということになります。手持ちの機材をいろいろやることと、どうせやるならその装置環境でできるだけ楽しめる音源を探します。探してみて気が付いたことがあります。それは1958年以前なのか以降なのかということ。もっとはっきり言うと、ステレオなのかモノラルなのかということで、ステレオ録音のレコードが販売されたのは1958年なのです。ステレオは、右と左にそれぞれスピーカーがあって、それぞれのスピーカーを鳴らすための音が2CHで記録されています。なんとなくステレオの方が圧勝という気持ちにもなるのですが、単純にそういうわけではありません。モノラルだと1CHになりステレオの半分ということかというと、そうではなくステレオの2CHの情報が混ざって1CHということで、何か抜け落ちているわけではありません。単に左右にあるスピーカーが同じ音で鳴るということだけです。古い音源はモノラルであるというだけじゃなく、音質も良くない場合があるが、演奏は素晴らしいのかもしれず、どの音源を選べばいいのか迷うところです。同じ指揮者で同じオーケストラの同じ演目を、年代ごとに聴き比べるという楽しみからもあるかもしれません。指揮者の力量というか演目の解釈が変化しているはずです。そういう細部まで聴き分けができるのかという問題はこちらにあります。どちらにしても、たくさん聴かなければ身につかないのでしょう。クラシック音楽持論・抗論・極論 音楽の起源〜音楽は何のためにあるのか〜音楽とお茶の時間 クラシック的CDノスタルジア【中古】 日本人はクラシック音楽をどう把握するか 音楽は何語? /傳田文夫(著者) 【中古】afbクラシック名曲50選 1 厳選版 ピアノソロ【RCP】【zn】ピアノ大陸ヨーロッパ19世紀・市民音楽とクラシックの誕生【電子書籍】[ 西原 稔 ]【中古】クラシック音楽全史 / 松田亜有子クラシック野獣主義/バーゲンブック{鈴木 淳史 青弓社 音楽 クラシック 音}【中古】 「右脳」でクラシック音楽を聴く /細川舜司(著者) 【中古】afbときめきのクラシック 「成熟と若さ」は音楽からの贈り物/樋口裕一【1000円以上送料無料】