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遅ればせながら当院でもようやく冠動脈造影CT撮影時にコアベータ(小野薬品工業)を使用しました。従来のセロケン内服より、効果が確実、短時間作用型ではなく”超”短時間作用型ベータ遮断薬なので静注後5分で効果が表れ、15分くらいまでは持続的に作用を発揮。非常に使いやすい薬です。
当院でのプロトコールです。 冠動脈CT撮影手順 ルートキープ ↓ CT室入室 バイタルチェック 血圧110以上、ミオコールスプレー噴霧 (血圧110未満の場合ミオコールスプレー不要でコアベータ投与へ) ↓(5分) バイタルチェック 血圧100以上かつ脈拍70以上、コアベータ1分間静脈内投与(0.125mg/kg) それ以外の時下図参照 ↓(5分)(この間に単純CTなど撮影) (コアベータ静注後5分経過しても脈拍70以上の時はDr call) 冠動脈CT撮影 ↓ バイタルチェック(CT室にて) ↓(15分程度経過したのち) 内科外来でバイタルチェック、医師に報告、抜針し帰宅 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月06日 23時11分18秒
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