カテゴリ:SP14-09
Week11:
ブルーズvレッズ 停電により約1時間に渡る中断もあったこの試合。 (倒れた木が電線を切った?) シーズン序盤は、『エンターテイメント・ラグビー』と賞賛されたレッズですが、最近は毎年恒例の定位置 「プレー・スタイルは面白いけど、果たしてそれで勝てるか?」と、『モルモット・チーム』(実験チーム)と揶揄される程でしたが、強豪ブルーズに対して終わってみれば春の珍事(?)とも言えるような4トライを奪っての勝利を収めました。 この勝利でレッズは、アウェーで4年ぶり(だったか?)の勝利となり、アウェー戦の連敗を20で止めました!! 勝負事は、つくづく分からないもんだなぁと、改めて実感しました。 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 先週は、プレビュー記事を書き損なってしまいました。 ちょいと長くなりますが、戦前に拾い読みした記事も併せてUPします。 (`・ω・´) <戦前のプランニング> 前節、ライオンズに敗れたレッズは、ムーニー監督がもう一度チーム・スキル(ストラクチャー)を見直したようです。 かねてより指摘されておりますように、ゴール前を除くほとんどのエリアでの攻撃は機能しており、22m内への進入回数だけは秀でたものがある反面・・・ 相手ゴール前での被ターン・オーバー数がとても多く、とくに連敗が続いたこの4試合は仕留めの拙さが目だっておりました。 (/ω・\) 「4分の3ラグビー」と言うらしい・・・ 前節終了後、コーチング・スタッフが敗因の分析を行った結果、「無理にラックを作りすぎていた」との修正点が見つかったそうです。 そこで、ブレーク・ダウンの強い今節のブルーズに対しては・・・ 「サポートが近くに居ない時は、無理にコンタクトせず早めにパスを出す」(趣意) と、徹底したらしく、この試合では(とくにゴール前で)孤立する回数が激減したことが、トライ数の増えた要因でしょうか。 他にも、これまでよりダウンボールが丁寧になった印象が強く、孤立しかけた瞬間にFW/BK問わず素早くラックに参加し、ボール・アウトをするシーンが何度も見れ、格段に良くなった気がしました。 ( ・`ω・´) そして、この試合一番の秘策は、現地メディアをして『Secret switch(ヒ・ミ・ツの位置替え?)』と名づけられた、「試合中にバーンズを10番に、クーパーををスイッチする」ことだったらしく、先週はこの練習に相当な時間を費やしたそうです。 また、守備に関しては、中継時に解説の藤島さんが紹介されていたように、この試合を負傷欠場したブライドさん(昨季までブルーズ)の「ブルーズ攻略法」を実践。 1:自陣ではキックを多用し、とにかく相手陣でプレーする。 2:シャロー守備で、オフロード・パスを封じ、快足WTBに球を回させない。 3:密集でしつこく絡み、ブルーズに人数をかけさせる。 !(;`・ω・´)。。。 対するブルーズは、レッズの展開ラグビーを封じるべく・・・ 「守備時の密集は直ぐに見切って人数をかけない。素早く立って広がり、終始グラウンド一杯に壁を作る」(趣意) シンビンを2名出しながらもレッズの攻撃を守りきった、前節のライオンズのような守備でしょうか。 <ブルーズのブレイク・ダウン> ブルーズは、きっとジャージの色が影響しているからだと思うのですが、ブレイク・ダウンでのコンテストがスマートに見えます。 でも、この試合が顕著でしたが、攻撃時の球出しの際、レッズは4~5人がかりでやっと出すような状況でも、ブルーズは2~3人だけでいとも簡単に出し続ける。 これは、個々人の筋力の差なのか? はたまた、スキルの差なのか?? (*´Д`*)=3 ハァ~、ウラヤマシイ・・・ 他にも、テレビの画面を通しても分かるぐらいに揺れながら落ちてくるFBの『スリュー・パント』(前半のバーンズがポロッとやった時の弾道が凄かったです・・)とともに、感心しきっておりました。 (以下、改めて追記します) Week11: ブルーズ:24 レッズ:31 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.28 22:40:06
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