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子供の頃、家の前に沢山のトンボが飛んでいた。 私は兄とふたりで虫取り網でトンボを捕まえていた。
しっぽを掴んだ。
それはスローモーションのように映り、「ぎゃぁぁぁぁー!」と叫んだ。 小学三年生の時の話だ。
家の裏が山であり、いろんな虫が取れる。 それを捕まえる子供たちもたくさんいて、取った虫はそのまま籠の中で死を迎えることになる。
私があまりにも死骸に対して恐怖を持っていたから、よく男の子からからかわれた。 「ちょっと目をつぶってて」 言われる通り座った状態で期待して目をつぶり、「いいよ」と言われて目を開けると、 膝の上に大きなトンボのオニヤンマの死骸があり、私は絶叫、男の子は大爆笑(笑)
そうこうするうちに気が付くと、どんな虫も生きていれば平気で触ったり 手に乗っけるようになった。それでも、どうしても死骸だけはだめで...。
高校生の頃、家の中に黒い一筋の線があった。 線を辿っていくと、キッチンに行き当たり、 当時大流行したブルーベリーのヨーグルトソースの 容器の蓋の中に行き当たった。黒い筋とは蟻のこと(笑)
きちんと閉まらない容器の中には、蟻が何匹か死んでいた。 その姿だけでも背筋が凍る。
その数は増える一方。 どうしよう・・・どうしよう・・・駆除しないと蟻だらけになる・・・ もう、迷っていられず「ごめんねーーーー!!!」と言いながら掃除機で吸い取った。 ふぅーっとため息をついたら友人が遊びに来たので事の顛末を話すと、 友人がいきなり大爆笑。笑うところじゃないんだけど・・・と思ったら 掃除機を指さす。
「トムとジェリー」の蟻さながらで(笑) そして、一列になって巣に戻っていったのだ。
漂白剤を捲いたらパッタリ来なくなった。
蚊もハエもゲジも捕まえたら外に逃がすのが我が家の鉄則。
蟻にもいろんなグループがあって、キッチン組、リビング組とある。 昨日はあまりの多さに卒倒しそうになった。 「蟻の巣コ〇リ」を置くと、せっせと運んでいる。 「ゴメンネー。家の中にこんなに出られたら困るんだよ~」と思いながらも、効き目を実感。 でも、何グループもいるみたいだから、あちこちに「蟻の巣コ〇リ」を移動させて。
庭でも葛藤がある。毎年の事だが、雑草と言われる花も、草も、 我が家の庭で気持ちよさそうに咲いている。 それを見ていると、そちらの世界?に入り込み、ポへ~っと気持ちよくなってくる
抜くのが可哀想...そう思っているうちに、気が付くと庭も畑も雑草だらけ! 結局抜くことになる。タンポポが気持ちよさそうに生えていて、花が終わるまでね~ なんて思っていたら、あっという間に綿毛。これが種だから急いで抜く。
雑草だらけになると、こうなったら可哀そうとか言ってられないから心を鬼にして 機械で芝刈りします。
他のママさんはビックリだけど(笑)そんなママさんにミミズをふざけて投げたこともあった(笑) 植物も好きで、どんなに小さな花でも、その精妙な作りに感動します。すぐに入り込んでしまう。
そうしないと大変なことになる・・・。
毎年このように葛藤を続けています(笑)
上の写真は恵庭の山中に行ったときに見た川の写真です。 大自然はやっぱりいいですね。
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最終更新日
2012.06.08 19:44:19
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