![2008.12.07_新福ラーメン](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/31/0000478731/76/img3fb9ce50zik7zj.jpeg)
京都国立博物館で国宝を堪能したあと、京都駅近くにある、行列ができるラーメン店として有名な新福菜館に行った。
新福菜館の隣には第一旭というラーメン屋があり、この2軒がともに有名なのだ。
今回、どちらを食べるにしても初めてなので、どっちに入ろうかと悩んだ末、行列の長い新福に入った。店内は地元の人も多数いるようで、老若男女の区別なく混雑していた。近所のおばあちゃんや近所のお寺の住職さんと思われる一人客も多数で、こんなに色んな人に愛されているラーメンだから、さぞかし美味しいことだろうと、期待に胸が膨らんだ。
注文したのは、「新福ラーメン(大盛り)」。
待つこと10分ほどで、上の写真のラーメンが到着。さぁ、いただきまーす。
・・・そして、食べた後の評価は、なんとビックリ、久々の星なし。はっきり言って、食べて損した~
何年か前に敦賀で食べて、僕のラーメン人生で一番いただけなかった中華ラーメン(一力)よりもひどい。
以下講評。
ラーメンの命ともいうべきスープはどす黒く、度肝を抜かれた。この店はラーメンというより、むしろ中華そばの店なので、さぞかしコクがあると思ったけど、ただ塩辛いだけだった。醤油をお湯で薄めているような感じ。これが行列が出来るラーメン屋のラーメンか?と疑ってしまった。
麺はストレートの太麺。ただし、コシがなくて、芯のないパスタみたいな感じ。
もやしとネギの下には、これでもかというくらいのチャーシューが入っている。量には大満足だけど、そのチャーシューは言い換えれば豚のバラ肉炒めみたいな感じで、脂身も多くて、半分くらい食べると、口の中がベタベタしてきた。僕は脂身を取り除きながら、食べることにした。
値段が850円と安いのは魅力だけど、これはおそらく学生をターゲットにした店なんだろう。もう二度と行きたくないぞっ。あくまでも個人的な見解だから、この店のラーメンが大好物の人は気を悪くしないでね。
今度京都に行くときは、隣の第一旭に行こう。