2024/05/27(月)11:40
大相撲夏場所総括
昨日の日曜日が千秋楽だった大相撲の夏場所ですが、優勝したのは新小結の大の里で、成績は12勝3敗でした。
今回の夏場所は、1横綱、4大関、2関脇、2小結という三役陣でスタートしました。
なお、小結の朝乃山はケガのため初日から休場しましたが、横綱の照ノ富士と大関の貴景勝は初日の相撲に敗れ、2日目から休場となりました。
さらに、カド番で負け越すと大関から陥落する霧島は、初日から1勝6敗と苦しい土俵となり、ついに7日目から休場し、来場所は関脇に陥落することになりました。
また、関脇の若元春ですが6日目の相撲で足の親指を怪我して7日目から休場(11日目から再出場)し、上位陣に休場が目立つ場所となりました。
なお、千秋楽まで15日間、相撲を取った大関の琴桜と豊昇龍は、いずれも10勝5敗、関脇の阿炎も10勝5敗と、それぞれ最後まで優勝争いに絡みました。
優勝した大の里ですが、入門してからわずか7場所で優勝ということで、将来が大いに期待されます。
ちなみに、大関昇進の目安は三役(関脇または小結)で、直近3場所の勝ち星が33勝と言われています。
とはいえ、これはあくまでも「目安」ですから、この夏場所で優勝した大の里は、来場所も優勝して連続優勝ということになると、いっきに大関に昇進するかもしれません。
なお、人気の宇良ですが、初日から6連勝して、一時は優勝争いに絡む勢いでしたが、その後は残念ながら8連敗して、負け越してしまいました。
6連勝した時は、勝ち越しは問題ないだろうと思っていたので、まさかまさかの負け越しでした。