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王様の耳はロバの耳!

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2006.03.26
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カテゴリ:その他

夕べの深夜に衛星放送で放送されていた、ジョニー・デップ主演・監督・脚本の「ブレイブ」(1997年)を観ました。

好評発売中!ソニー・ピクチャーズエンタテインメ ブレイブ

最近、テレビですら映画を見る機会がぐぐっと減りましたが、久々に番組紹介欄を見てコレは観なくちゃと思った作品でした。

ジョニー・デップと言えば
「ギルバート・グレイプ」ギルバート・グレイプ

「シザー・ハンズ」20世紀フォックスホームエンターテイメン シザーハンズ 特別編 シザーハンズ、ポスターC


しか、作品を見たことがないんですが、表情豊かな無表情な(!?)俳優さんというイメージ。(意味不明ですけど、なんとなく通じてもらえるんじゃないかと思って。笑)

ジョニー・デップだから観たいと思ったわけじゃなく、内容に魅かれたんですね。

貧しいネイティブ・アメリカンである主人公:ラファエルが、大金を得る代わりに、自分の命を捨てる覚悟をするという話なのですが・・。
#インディアンというのはインドだと思って勘違いした人間が呼び始めた呼称なのですね。
(ジョニー・デップ自身も、ネイティブアメリカンの血を引いています。)

もっと詳しく紹介すると、合法ではありませんが、映画の中で実際に殺人シーンを撮影するスナッフ・ムービー(snuff :殺人  snuff out O(目的語) で「生命を奪う」という意味になります)に出演する代わりに、大金を家族のために得るという話を受け入れ、期限の7日後まで愛する家族のために生きる、という話なのです。

このスナッフ・ムービーを撮影する監督の役をマーロン・ブランドが演じています。
ジョニーは、キャスティングをするときに、真っ先にマーロンを思い浮かべたそうですが、「ドン・ファン」『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のジョニー・デップ主演の恋愛ドラマ松竹 ...で共演した縁を利用していると思われるのがイヤだということで、あえて自分からは声をかけないでいたら、マーロンの方から、ジョニーが初監督をするからということで出演を快諾してくれたのだとか。

マーロン・ブランドの出演シーンは、シーンこそ少ないものの、やっぱり存在感がありますねーー。


映画全編は・・・ヒジョウに重苦しい映画です。
軽い気分で観始めると、多分、言いようのない重たい感情のみが残ります。


家族のために、自己を犠牲にするという意味では、「ギルバート・グレイプ」に似ていますが、クライマックスが全く正反対。
何度も観たいと思う映画ではないですが、ちょっとナットクの行かないクライマックス(爆)も、何度か見るうちにこういうクライマックスにしたという監督としてのジョニー・デップの意図を感じることができるかも・・・知れません。



映画の内容とは全く関係がないのですが・・・

この映画を観ながらずっと感じていたこと・・・。


それは、この作品のジョニー・デップと堂本剛Double face

もしくは チャン・ドンゴン0127アップ祭52006年・韓流スター壁掛けカレンダー チャン・ドンゴン

が似ているということ・・(w

#ついでに、ラファエルの奥さんの役をやっていた女優さんが、なんだか渡辺典子さんという女優さんに似ているなあと思ってもいました。

堂本剛に似ているとなんとなく思ったのは・・・多分顔ではなく、ファッションでしょうなあ(w



映画の感想とは別に、こういうどうでも良い事も同時進行で考えられるところが、私の長所でもあり、短所でもあります(w



さあ、興味をもたれた皆さん、実際に確認してみてください。

ジョニー・デップとチャン・ドンゴンが重なるのを(w



もとい、

愛するもののために命を捨てる覚悟をしたものの、迷いが生じ、それでも家族にお金を残すために振り切って死地へ赴く姿を。


こういう役を演じさせたら・・・天下一品ですねぇ。





ところで・・・シザー・ハンズのエドワード役、当初はトム・クルーズが演じる予定だったそうです。
トム・クルーズがこの役に難色を示したので、ジョニー・デップに回ってきたというわけですが・・・。

トムじゃなくて本当に良かったと、つくづく思うのであります(w




相変わらず、端にも棒にも引っかからない映画レビューでした(゚∀。)アヒャ










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Last updated  2006.03.26 12:45:28
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