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王様の耳はロバの耳!

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2010.04.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類
いよいよ明日、第一次の面接にいくことになりました。

前にいたシェフからのお声掛かりなので、、、

会社には全く言っておりませんが、実は、上司も一緒に、という引き抜きの話です。

既に上司は月曜日の時点で面接に行っており、爆笑の楽しい面接になったそうです。

先日、上司が来館数と過去にいたプランナーと現在のスタッフの獲得率を出していたのですが、、

だいたい、過去のスタッフの数字が2~3割台。

まぁ、どこに行っても、全国的にそれが妥当な数字です。

初年度の私の成績が21%、次の年が27%、今年に入ってからは41%、

しかも、ここ数日連日で3件ほど成約したので、さらにその数字があがるよ、と言ってくれました。

過去のスタッフは、会社からのいじめに近いような圧力に屈して、

ノイローゼになった人もたくさんいて、総じて獲得率がどんどん低くなっていったそうです。

新規獲得に出るときの絶対的な分母数が違うので、率だけ言うと低く感じるのですが

上司の獲得率は平均して5割はマーク。

それでも、会社から二人そろって「無能」呼ばわりされ、毎日のように罵倒されておりますw

(やつらはいったい何様だwショック

私の会社では、マネージャーである上司が「チーフプランナー」ですが

お声がかかっている会社では、現在の支配人と40代の女性のチーフの獲得率が1割台、とのことなので

上司は副支配人として、いずれは支配人に、私はそのチーフになるんではないか、というのが

シェフの読み、だそうで。。。

獲得できなければ、いずれにせよ、お払い箱になる可能性も高い訳で

リスクもたっぷりですが・・・、まぁ、頑張るしかないですねスマイル

正直、自分が営業職に向いているとは全く思ってなかったのですが、

仕事をしているときの自分が一番自分らしい、と思えるようになりました。

この業界自体が、華やかではありながら、出費も激しい世界のため、、、

プランナーの手取りなんて、月20万あれば高い方なのです。

(×12をしたら、私の年収が出てしまいますね。ボーナスもない会社ですから。笑)

ワーキングプアとまでは思いませんが、

年間休日が80日に満たなくて人間定額使い放題状態の会社でも

それでも、自分の接客したお客様が幸せな笑顔で結婚式を無事に終えてほしい。

結婚式が終わったときに「ここで結婚式をして本当によかったです」と言ってくれたら・・・

そういってくれるお客さんが多くなったから、黙って働けたのもあります。




結婚したときも、思いがけず、早々と子供ができてしまったので、、、

収入にものすごく不安があったため、時間の長い立ち仕事でしたが、9ヶ月の頭まで働き続けました。

臨月になって夫が異動になり、肩書きとしては昇格はしたものの、

残業代が全くつかなかったので、手取りが20万に満たない、という、、、

その状況でも、夫の両親から子供が3歳になるまでは絶対に働きに出ないでほしい、という

制約を受けたため、、、幸いにも両方の両親がそれなりに援助もしてくれていたので、

爪に灯をともすような節約にはなりませんでしたが

今の私では信じられないほど、おしゃれや化粧品には全く無縁の生活。

美容院に行くのも、今は接客業なので、それなりの金額をかけていますが、、、

当時は1000円カットに近いような、そんな美容室に行っていました。

まぁ、そんなこんなで、あまりに見た目にかまうこともできなくなったから

年齢は20代だったのに、まるっきりオバさんでした。。。

だから「そういう気」が起こらなかったのかもしれませんね。

二人の子供はいますが、7年間の結婚生活での夫婦生活は両方の手で足りるんですよ(滝汗)

まぁ、そんな恥ずかしい事情も今でこそ笑い話のように言えますが

当時は親を心配させたくなくて、必死で隠していました。

お小遣いもなかったので、引っ越しをする際、ガス湯沸かし器を外すために業者を呼んだら

その工賃も払えなくて、たまたま一緒にいた母親が払ってくれた、ということがありました。

自分の収入があったら、、、、何度そう思ったか。


まぁ、そんなこんなで、専業主婦ということを強いられることにアレルギーに近いような

過剰な拒否反応を示すようになってしまい・・・(笑)

これまで男性とおつきあいしてもうまく行かない事情は、

結婚したら家庭を守って、自分を支えてほしい、という相手側の要望に対し、

甘えるのが下手で、独立心旺盛な私にげんなりすること、らしいです(汗)

もう、身体的に出産することもできないので、再婚そのものも正直あきらめているのもあるし、

不本意ながら、かなりの人から財産狙いと誤解されてもいるようですが、、、

「養われている」という感覚がどうにも居心地が悪い、というか、嫌いなんですよ、私(汗)

夫に借りを作っている、という感覚しかしなくて、妙なプライドが邪魔してるんでしょうね。

てか、家事は嫌いじゃありませんが、外で働くことが好きなんですよ。


私が物心ついたときには、母親はずっと働きに出ていて、

周りにも専業主婦だったお母さんがいなかったし、

家族のために一生懸命働き、私や弟を上の学校に出してくれた母親を誇りに思っていました。

(それをあんまり口に出していったことはありませんが・・・)

病弱な私やなかなか言葉のでなかった弟を、父方の祖母は不出来な遺伝子はお前のせいだ、

とはっきり言って、父も子供を連れてとっとと出て行け、と言ったこともあったそうで

母は母でいろんな事情があって、いつ、家を出るようになっても仕方ない、と思い、

父に甘えることだけはしたくない、と思ってもいたようです。

だからこそ、結婚してあまり母に心配をかけたくない、と思うのもあったのかもしれません。

母にしてみれば、いつになったら心配の種がなくなるのやら、と思うほど

頼りない娘のようで・・・。(すみませんわからん




世田谷に150坪の土地付きの持ち家に住み、軽井沢に別荘を持ち、

働くのが嫌い、とはっきり口に出し、生活費が足りない分は自分の実家に堂々とお小遣いをもらい、

優雅にビーズ折りや料理を習いにいっている、という

夫の母という人は私にとっては未知の世界の人でした(笑)

その人の息子ですから、そりゃ、私と合う訳がないですよね(笑)

結婚するときには、そんなこともわからなかった訳ですから

私の目はフシ穴どころじゃないほど風通しのいい穴があいていた、ということですね(笑)


歩み寄ることもできないほど、自分が幼かったのもあって、

(いや、子供のことさえ無いのだったら、歩み寄りたくもないですが)

いろんなことの食い違いが離婚に至ったので、

今はどっちが一方的に正しいとか悪かったとか思わなくなり、

「縁がなかったのだ」とだけ思うようになりました。


働くことが何よりの生き甲斐、とはっきり言う母も

働くことは嫌い、というはっきり言う夫の母も

いろんな人がいるのだから、何が正しい、ということも無く、

自分が思う存分働くためには、いろんなところに敵を作らない。

ホンット、20代の自分には考えにくい考え方です(笑)

よくぞここまで変化したものだ、と我ながら感心します(笑)

回りくどい生き方だな、と人から言われたこともありますが、、

いいじゃないですか、それはそれで。。。

だって、私、今のところ、不思議と行き詰まってないみたいですから(笑)

人から「こういう道もあるよ」と指摘されたら、「あぁ、気づかなかった、ありがとう~」と

笑って受け入れられる人間でありたい、と思います。

いつも以上に散文でゴメンナサイ泣き笑い泣き笑い






































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Last updated  2010.04.08 00:47:38
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