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皆さん、お久しぶりです。 東日本大震災から50日。。 いろいろなところにひずみを残して、そこに目をつぶるように・・なのか、 そこはそれとして・・なのか、日一日が過ぎて行きます。 あの震災を境に、いわゆる「結婚相談所」にくる方が増えたのだとか。 「こういう状況」だからこそ、結婚して先行きの安定を図りたいと思う人が増えた、ということもあるのだろうし、 そういうことじゃなく、単純に「一人でいるのがもう怖い」と思う人が増えたということもあるのだろうし、 だからといって、それがすぐに結婚式場などが儲かる、という図式にはならないのだけど 非常識かもしれないけれど、こういう非常事態にこそ、人間性の奥底が垣間見える気がします。 さて・・・ ご紹介の本ですが、先日書店で見つけて購入しました。 ○小学校からの英語教育について。 ○中高一貫教育は幸せへのプラチナチケットか? ○お金の教育 ○失敗や挫折をした子供にどう接するか? という4つの視点から書かれています。 英語教育については、早い時期から発音や聞き取りの能力を育てることは有用とは思うけれど、 教える側の能力が伴わない現状では十分に効果を発揮しない可能性が高いと思う。 私自身、先日の面会の折に子供たちに手紙を書かせてみて思ったけれど、 やっぱり、国語の教育をおろそかにすると、マトモな報告書も書けないような大人になるのではないか。 流暢に英語を話せても、イギリスに降り立ったらただの人、とも書かれていましたが 中高一貫教育、については、4番目の失敗や・・・にもつながるのだけど、目標ということで、志望校を挙げる。 そこに合格するために、予備校や塾に通わせたりあらゆる手段を施す。 当然、合格することが目的で高いお金を取る訳だけど、残念ながら、合格する子供ばかりではない。 合格できなかった子になにか保証がされる訳でもなく・・・ 我が子の明るい未来を目指して、高等な教育を施す、という親の気持ちは分からなくはないですが、、、 じゃあ、その明るい未来ってどんな姿でしょうか。 今、どこの企業に入ったら安泰!ってありますか? 純粋培養にすればするほど、子供の将来が危険になる気がします。 私自身、自分の生き方を全て正しかったなんて全く思っていません。 失敗だらけの人生だし、今も模索状態です。 ただ、人のことをむやみやたらにうらやんだりもしないし、 自分自身を全く否定することもしません。 子供たちには自分よりももっと良い生き方をしてほしい、と思うけれど、 「自分のような人間になってほしくない」という気は全くありません。 子供にとって一番身近な大人である「親」が、真似してはイケナイ存在って・・・ そんなかわいそうなことは無いし、 だったら、子供に「言うことを聞きなさい!」って説教できませんよね。 結局、いろんなことが矛盾だらけなんです。 世の中、完全な正解なんて無いけれど、せめて人に何か言うときには、 もう少し自分の言葉に責任を持てるようにモノを言いましょうよ。。。 この著書の中では、いろいろな世界で活躍している方の自身の体験談や持論が展開されています。 「毎日かあさん」で有名な西原理恵子さんが 「自分自身が年収200万だとしたら、少し上の年収250万の人を目標にして真似をする。 とてつもなく上の人を目指しても何の参考にもならないけれど、ちょっと上の人なら道筋も見えてきやすい」 といった主旨のことを書かれています。 まぁ、至極当然のことなのだけれど、意外にそれが見えてない人は多いように思います。 育児のための書物、と思わず、会社で人事育成をされてる方にも興味深いかもしれません。 興味があればどうぞ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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