サッカー日本代表がアウェーで望んだ
強化試合アメリカ戦は2-3という
残念な結果に終わってしまいました。

前半は立ち上がりこそいいカタチをつくれたものの、
アメリカがサイドから執ようにクロスボールを送り続けると、
ゴール前での数的不利を警戒して中盤が下がってしまい、
1トップ久保との距離が開いて攻撃が機能せず
シュートは加治が右サイドから放った
ミドルシュート1本のみという
完全にアメリカのワンサイドゲームで
2-0で前半を折り返します。

2点ともアンラッキー的な失点ではなく
完全にパスでディフェンスラインを崩されて
2列目からの進入してくる選手をフリーにしてしまい
キレイにやられたというショックの大きい点の取られ方で
川口のファインセーブがなければ、
もう1・2点獲られていてもおかしくない
ワールドカップに向けて不安を残す展開。

後半からは久保をさげて、
巻と代表デビューとなる佐藤の
2トップに切り換えた日本ですが、
後半開始早々コーナーキックから失点してしまい
3-0になってしまいました。

その後、小野が起点となり右サイドの加治へのパスから
クロスを上げて飛び込んだ巻がディフェンダーの前に
うまく身体をいれてヘディングを決め、3-1に。

そこからはスタミナの切れてきたアメリカに対して
いいカタチができるようになったもののなかなか得点にはいたらず、
ロスタイムに中澤がクロスに脚で合わせて2点目。
結局2-3で試合終了。

初招集のFW佐藤、MF長谷部が代表初試合ながら
積極的にプレーをしてアピールしたものの
ワールドカップイヤーの初戦を勝利出来なかったどころか
残念な結果になってしまいました。

まぁアメリカはノルウェーとの
親善試合を行った後であったのに対し日本は今年の初戦だったで、
その辺りのコンディションの問題もあったでしょう。

18日に静岡でフィンランドを迎える
キリンチャレンジカップ2006は
キッチリ勝って不安を吹き飛ばしてもらいましょう！

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