ライターHIROのこの映画は泣けるっ！　医者いらずの映画サプリ処方箋

　　　 　　　『イエスマン』　　 　　　

　　　原題：YES MAN/上映時間:104分/2008年/アメリカ映画
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　
　　　監督/ペイトン・リード

　　　出演/ジム・キャリー、ゾーイ・デシャネル、ブラッドリー・
　　　　 　クーパー、ジョン・マイケル・ヒギンス、テレンス・スタンプ

　　　　　　　【わくドキ】度１　★☆☆【平手】　


　　　　　　　　　　　　　＜あらすじ＞　

三年前に離婚してから、さえない人生を送っていたカール（ジム・
　キャリー）は、すべての誘いを断っていました。

　　親友の結婚パーティまですっぽかし、長年の友情すら危うくしてし
　まった彼は、旧友に誘われ、自己啓発セミナーへ。

　　カリスマ主催者・テレンス（テレンス・スタンプ）の呼びかけに、
　「イエス」を連呼する周囲の人々に、いまいち乗り切れないカール。

　　そんな彼を見つけたテレンスは、「この会場を出た瞬間から、どん
　なことがあっても「イエス」と言うと誓いなさい。もし誓いを破れば、
　物事は悪い方に進むだろう」と、カールに迫り、勢いで「イエス」と
　言わされてしまいますが……。　
　
　　　　　　　　　　　　　＜レビュー＞

　　すべてに「イエス」と答えると何が起こるのでしょうか？

　　カールは、ホームレスの「家へ送ってくれないか？」、「ケータイ
　を貸してくれないか？」、「お金をくれないか？」にすべてイエスと
　答えるハメになります。

　　ホームレスのねぐらである広い公園で、無一文になり、車は、ガス
　欠、ケータイは、バッテリーあがり。

　　とぼとぼと歩いていったガソリンスタンドで、ちょっと変わった女
　性・アリスン（ゾーイ・デシャネル）と出会い、意気投合します。

　　それから、カールの人生は変わっていきます。もちろんいいことば
　かりではないけれど、何もしなければ、出会うことのない人々との出
　会い。

　　落ちこみまくっていたカールが少しずつ、人生を取り戻していく姿
　にわくドキします。

　　挫折があっても、人生を捨てちゃうのはもったいない。別れがあっ
　ても、どこかに自分とふさわしい人がいるはず。

　　そんな気持ちにしてくれる作品です。

　　「だけど」、「でも」なんて否定せず、「はい」っていえたら、楽
　しいですよね。


　　　　　　　　
　このレビューは、無料映画メルマガ
『ライターHIROの【わくドキ映画】で心身健康・脳元気！』の
188号に掲載したものです。
　
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