ライターHIROのこの映画は泣けるっ！　医者いらずの映画サプリ処方箋

　　　 　　　『ある公爵夫人の生涯』　　 　　　

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　　　原題:THE DUCHESS/上映時間:110分/2008年/英・仏・伊映画
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　
　　　監督/ブライアン・ベルチノ

　　　出演/キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ、シャーロット・
　　　　　 ランプリング、ヘイレイ・アドウェル、ドミニク・クーパー　　

　　　　　　　【わくドキ】度１　★☆☆【平手】


　　　　　　　　　　　　　＜あらすじ＞　
　
　　１８世紀後半のイギリス。貴族の家に生まれた１７才のジョージア
　ナ・スペンサーは、世界で最も裕福な貴族の一人、デヴォンシャー公
　爵（レイフ・ファインズ）と結婚することになりました。

　　母であるレディ・スペンサー（シャーロット・ランプリング）から、
　婚礼のことを知らされ、新生活に大きな期待を抱くことになります。

　　二人の結婚はロンドン中の注目を集めますが、年の離れた公爵は彼
　女に愛情を見せることもなく、無関心です。

　　彼女に求められているのは、跡継ぎの男子を産むことだけ。

　　素っ気ない彼との生活に不満を持ちながらも、彼女はすべての人を
　魅了するカリスマ公爵夫人として、ロンドン中に話題をふりまきます
　が……。

　　　　　　　　　　　　　＜レビュー＞

　　故ダイアナ妃の祖先・デヴォンシャー公爵夫人（キーラ・ナイトレ
　イ）の華麗でスキャンダラスな人生の映画化です。

　　不幸な結婚をしていたエリザベス（ヘイレイ・アドウェル）と意気
　投合し、友人となったのに、あろうことか公爵は彼女を愛人にします。

　　しかも、ジョージアナが愛を求め、政治家を目指す野心家・チャー
　ルズ（ドミニク・クーパー）と深い関係になったときは、無理やり、
　仲を引き裂くのでした。

　 そういう時代だったとは言え、自分は好き勝手しているのに、妻の
　愛人は許さないって、どうよ、とつっこみたくなります。

　　レイフ・ファインズが、本当にいやな公爵を見事に演じています。


　　　　　　
　このレビューは、無料映画メルマガ
『ライターHIROの【わくドキ映画】で心身健康・脳元気！』の
191号に掲載したものです。
　
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