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テーマ:本のある暮らし(3290)
カテゴリ:月別書籍代
春先からよく観るようになったこのCM↓ earth music & ecologyってなんじゃらほい と思っていましたが、洋服屋さんだったんですね。 このCMは秋バージョンが放映されています。 残暑はハンパなく厳しいわけですが、少しづつ秋 がやってくるのかもしれませんね。 というわけで8月の書籍代です。 8冊 4,315円 8月の満足度 34 8月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2540ページ ドールハウス (角川文庫) 「このような層に、このような層に属していた者として、このような層を掬いたかった」この家族関係をリアルと感じる読者は少ないと思いますが、リアルな人にとっては私たちが思う以上にリアルなのではないかと思います。 マイノリティーを異端と感じていることはないだろうか?自分自身に問いかけてみたくなりました。 読了日:08月30日 著者:姫野 カオルコ 激流〈下〉 (徳間文庫) イロイロと申し上げたいこともありますが、これだけの長さでありながら最後まで緊張の糸が緩むことがないのは見事です。柴田よしきさんの作品は長ければ長いほどいいです。 没頭して読んでいると疲れますが「読みごたえ」と言い換えることもできます。 読了日:08月27日 著者:柴田 よしき 激流〈上〉 (徳間文庫) 読了日:08月23日 著者:柴田 よしき 反時代的毒虫 (平凡社新書) ブンガクの話。 お金の話。 「嫁はん」との句会。 どれをとっても車谷ファンにとっては魅力的でした。 中村うさぎをちょっと見直しました。 読了日:08月20日 著者:車谷 長吉 ひそやかな花園 二年半ぶりの長編新刊。 空いている日を選んでイッキ読みしました。 導入部の展開はカズオ・イシグロの『私を離さないで』っぽいなぁ~と思いましたが、後半は角田パワー炸裂。 特に紗有美は十八番キャラです。 その選択は、もしかしたら後悔するものだったかもしれません。 しかし、そこには、選択したからこそ残されたものがあるはず。 そんなことを考えさせられました。 読了日:08月17日 著者:角田 光代 バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA) 初読みの作家さんです。 ハードボイルドの基本はしっかり踏襲している上に読みやすいです。 原りょうは新作が出ないし矢作俊彦も最近ハードボイルドを書いてない。 でも大沢在昌はちょっと違う気がする・・・・・とお嘆きの貴兄に。(笑い 読了日:08月11日 著者:東 直己 ふがいない僕は空を見た 好みによると思いますが、R18文学賞受賞作の「ミクマリ」は勢いで書かれているように感じました。 しかし、それ以降の連作は申し分のない仕上がりです。 他の方もご指摘になっていますが一作ごとに巧くなっているように思います。 特に「セイタカアワダチソウの空」は秀逸です。 この賞からはホントにいい作家さんが出てきます。 読了日:08月04日 著者:窪 美澄 喪失記 (角川文庫) 私は今まで姫野カオルコさんをナメていたかもしれません。 というわけで勝手に「真夏のリアル・シンデレラフェア」開催中。 読了日:08月02日 著者:姫野 カオルコ 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.07 22:37:42
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