毎日は書かないダラダラブログ

2011/09/29(木)19:43

おひさま 思い出話

おひさま(147)

 連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン NHK 長野放送局 連続テレビ小説  「おひさま」 29日木曜の回  百白花の囲炉裏席。 なぜ松本にいたのだ、と節子に尋ねた徳子。 節子は話そうとするが話しにくいのか、徳子に道夫はどうしたのか尋ねて話を逸らそうとする。 徳子は道夫の事はいいと言って節子に再度尋ねてジッと節子を見る。陽子、和成も節子をジッと見る。 節子がため息をつくと、杏子は察して日向子に絵を描こうと声をかけて部屋に行く。 杏子と日向子が去り徳子が節子に声をかけると、節子は何もする事がなくてつまらない、自分で商売をしている時は何もなくてもつまらないとは思わなかった、と話し始める。 周りの人達はみんないい人ばかりで、勤め人もお堅い人達ばかり。そんな人と私がどんな話をすればいいのか、と浜松での事を話す節子。 それで家出をしてきたのか、と徳子が尋ねると、節子はちゃんと徳子のところへ行くと言って出てきた、と答える。 それなら素直に来ればいいじゃないか、と徳子が言うと、節子は「だって、あんな素敵な別れ方をしたじゃん。」と返事。 徳子が「バッカじゃないの。いい歳して~。」と言って、往生際が悪い、と節子に声をかける。 節子も年寄りに向かって往生際が悪いなんてそんな事を言ったらだめだ、と言い返すと、私はこんな話がしたいのだ、と言って笑う。 徳子はここにどんどん来ればいい、と節子に言う。 節子が何となく遠慮気味にしているので、徳子は普段は遠慮とかしないくせに、しなくていい時に遠慮するんじゃない、と言って「バカ!」と声をかける。 節子はこういうのが本当の遠慮というのではないのか、と言って陽子、和成に尋ねる。 和成は勝手に2人でやってくれ、バカバカしいから部屋に戻る、と言って笑顔で陽子に声をかけると、陽子も笑顔で和成に同調して去ろうとする。 節子はバカバカしいとは何だ、と言って2人を止めようとするが、徳子は「まあいいから、話は終わってないんだよ。バカねえちゃん」と節子に声をかける。 バカねえちゃん、と呼ばれた節子は徳子が小さい頃に勉強を教えたのは私だ、と話すが、徳子はだから私は成績が悪かったのだ、と言い返す。 徳子と節子のやりとりを楽しそうに笑いながら見ている陽子と和成。 陽子と和成が笑っているので節子が何を笑いをこらえているのだ、と聞くと、陽子は笑いながら「こういう話がしたかったんですよね?」と節子に聞く。 節子がハッとして納得していると周りが笑うので、毎日来ちゃうよ、と周りに言う。 節子の毎日来ちゃう宣言に陽子たちはびっくりしながら笑う。  夜、入り口の外。 小さなテーブル(台)と椅子を置き、椅子に座って月見をする陽子、和成、徳子、節子。 テーブルの上には月見団子、果物、ススキが置かれ、酒などもあるようだ。 徳子と節子は月を見ながら「きれいだね」と言って満喫している様子。 そこへ野良仕事姿の道夫(麦藁帽子をかぶってかごを背負って鍬を持っている)が戻ってくる。 道夫は節子がいるのに気づいてどうしたのだ、と声をかけると、徳子は説明すると長くなるしまたケンカになるからやめておく、と道夫に言う。 節子は一緒に月見をしようと道夫に声をかけ、道夫は徳子の横に座る。 和成がこんな暗くなるまで畑だったのか、と道夫に聞くと、道夫は「まあな」と言って笑う。 一人で畑に座ってたらいろいろ思い出してしてまった、としみじみと話す道夫。 徳子が「なにがだい?」と尋ねると、道夫は丸庵に来た日の事とかいろいろ、と答えて笑う。 節子がクリンクリン坊主でかわいかった、と昔の道夫の事を言うと皆で楽しそうに笑う。 道夫は懐かしそうにしながらしみじみと昔話を始める。 14の時に丸庵に住み込みで働く事になったが初めは嫌だった事、松本みたいな都会に来たのは初めてだったので心細くて毎日泣いていた事、親父さんが本当におっかなかった(怖かった)事、俺は元々手先が器用なほうでないので苦労した事、一日中怒鳴られっぱなしで「もう逃げてえよ。田舎へ帰りてえな。」といつも思っていた事。 その時に特上のそばがわずかばかり手に入ってみんなが見ている前で親父さんがそばを打った。一人前もないような量のそばを他の誰でもなく俺(道夫)に食えと親父さんが言い、道夫がたまげて「どうしてですか?」と聞いたら「これから丸庵をしょって立つのはお前だ。だで本当の味をお前の舌に覚えさせてえだ。」と言われた。そのそばを渡されて震えてしまったが、そのそばがうまいのなんの。そのうまいのと嬉しいのとで何かわけがわからなくなりポロポロポロポロ泣いてしまった。その日から本気で命懸けで頑張ろうと決心した事。 俺は三男坊なので畑を継ぐのは許されなかったが、「一国一城の主になるぞ」と決心し、それが不思議な巡りあわせでこうやって自分のそば畑を持っている。 何か幸せだなあ、頑張ってきてよかった、と俺は思ったのだ、としみじみ話す道夫。 皆静かに聞いていて、徳子と節子はどこか懐かしい様子。 和成が「畑が好きなんだねえ。」と言うと、道夫は「うん、そりゃそうだい。忘れてたけんどもやっぱし好きなんだな。」と言って笑う。 節子が「頑張ったんだねえ。クリクリ坊主がよ。」と声をかけると、徳子は道夫の頭を軽くなでて皆で楽しそうに笑う。  陽子が「お母さん(徳子)とは?」と道夫に尋ねると、和成もよく知らないそうで興味のある様子。 道夫と徳子は顔を見合わせて笑う。 俺は頑張ったんだけれどへこたれる日もある。その頃は家族みたいに、兄・妹みたいにしてたが、俺(道夫)にしてみたら丸庵の一人娘さん(徳子)だからまぶしくてキラキラキラキラしていてかわいかった~。と道夫は話す。 徳子は楽しそうに両手を顔に当てて「うん、そうだよね~。」と言って皆と一緒に笑う。 それで俺がへこたれて裏でしょんぼりしていたら徳子がやってきて「ねえねえ、知ってる?私、道夫さんのお嫁さんになるつもりなの。だから頑張ってね。」と言われた事を話して大笑いする道夫。 徳子もちょっと恥ずかしいのか、節子の肩をパシパシと叩きながら節子と一緒に笑う。 2人の馴れ初めが意外だったのか、陽子と和成はかなりびっくりした様子で顔を見合わせて笑う。 「俺、腰、抜かしちまった。」と言って大笑いする道夫。 徳子はそんな事言われたらそれは頑張るよね、と言って、笑いながら着物の袖で自分の顔を扇ぐ。 「いや~、幸せだなあ、俺は。」と畑を見て本当にそう思ったのだ、と道夫は話す。  皆で空の満月を見ていると、節子は今日のお月さんはきれいだ、と言い、皆も同じ思いの様子。 和成は徳利を持つと、道夫のお猪口に酒を注ぎ、徳子、陽子、節子にも注いでやる。 徳子と道夫はお猪口を軽く触れさせて乾杯をして酒を飲む。  節子は次の日、元気に浜松に帰っていったそうだ。  昼、須藤家。 陽子が良一の様子を見にやってくる。陽子は縁側に座り、良一は庭に立っている。 良一はもう大丈夫だ、と陽子に言うが、陽子は「わかってます。」と言って、様子を見に来てもいいではないか、と良一に言う。 良一が陽子の横に座ると、陽子は茂樹は仕事なのか尋ね、良一は「ああ。」と返事する。 良一は東京に行ってこようと思っている、と陽子に打ち明ける。 やり残した事がある、と言うと、私(良一)と紘子は駆け落ち同然で結婚した。もちろんそれを後悔なんて全くしていない。でもおばあ様とおじい様の人生を狂わせてしまったのも事実で、後悔はしていないが申し訳ない思いはある。だからおじい様のお墓に参ってちゃんと謝ってこようと思う。それにおばあ様にも一度きちんとお話をしておきたい(ちゃんと話をするのを避けてきたところがあるので)、と話す良一。 そして良一は安曇野には茂樹もいるし陽子も近くにいてひ孫もいるので、(おばあ様に)「ここで一緒に暮らしませんか」と提案しようと思っている、と打ち明ける。 陽子が驚くと、良一は断られると思うがそれでも提案してみようと思う、と話す。 陽子が微笑んで頷くと良一も頷く。 陽子が良一の体を心配すると、良一は大丈夫だと言って自分のお腹を軽く叩き、この週末の切符も買ってあるのだ、と話す。 事後承諾みたいな形なので陽子がちょっと呆れたような少し怒ったような様子でいると、良一は「そう怒るな。」と言って陽子の肩を叩く。 陽子は振り返り、紘子の写真を見る。  そして良一は東京へ向かったそうだ。おばあ様と会って美味しいフランス料理を食べたと自慢そうによく話していたそうだ。でも案の定良一の提案は断られたそうだ。  百白花。 囲炉裏席で陽子が包丁を使ってジャガイモの皮をむいている。 横で手伝いをしていた日向子は「もっとお手伝いする。」と陽子に言う。 陽子はもっとお豆を取ってくるように、と日向子にお願いをする。 日向子は調理場へ行き、豆の乗ったざるを引っ張って取ろうとするが、横にある鍋に引っかかってなかなか取れない。 鍋からは湯気が出ている。 日向子がざるを強く引っ張ると鍋が落ちる音。 と同時に日向子の大きな泣き声が響き渡る。 陽子がすぐに立ち上がって調理場を見ると・・・。  さあ大変です。ここに来て日向子に!

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