ハチドリのひとしずく
山火事が起こる。動物達が逃げる。でも、ハチドリは小さなクチバシで水を運び、消火活動をする。動物達は笑う。「そんなことしても無理だよ。」ハチドリは言う。「私は私に出来ることをしているだけ。」とっても短いお話だけど、すごく心に衝撃が走りました。お話の結末は、それぞれが考えるんです。山火事は消えたのか?山火事=地球温暖化ハチドリ=私達動物達=?動物達はハチドリに賛同し、消火活動を手伝ってくれたのでしょうか?それとも…。この本には、お話の後に、解説や、著名人たちのコメントがあります。この本の絵を描いたマイケルが、「このお話は、動物=悪という話ではない。怒りや憎しみ、他人批判をするより、自分に出来ることを淡々としていこうよ。」と。全くその通り!!そして、私たちの小さな行動が、どう影響するのか?分かりやすく数字にしてあります。・日本人1日平均CO2排出量 7000g/日CO2 100gにつき1ポトリ(ハチドリのひとしずく:1ポトリ)と計算。引き算をしていきます。・レジ袋1枚断る→0.9ポトリ・エアコンの冷房を27度から28度にする→0.5ポトリ・テレビを見る時間を1日3時間減らす→1.2ポトリなどなど。毎日の小さなことで出来ますよね。私に出来ることって、改めて大切だ~と考えさせられます。*私も個人的に地球温暖化にアクションを起こすNGOを作り、ブログ係(別のサイトのブログ)として、ささやかに活動し始めました。