2009/10/17(土)07:23
会津旅行 旅のマナー
会津磐梯山方面に旅行した帰り、最後に嫌な経験をしてしまった。それは野口英世記念館を見てから、東京の二女の家へ行く為、猪苗代駅から郡山市に行く汽車に乗った時であった。
連休最後だったので、結構お客が多く、猪苗代駅で汽車に乗ったのだが、座席が無い。郡山まで40分もある。所が或る若者が、荷物を自分の座席の横に置いて居るのを見て、その前に行ったのに、膝の上に持ち上げないのである。
私がその前で突っ立っている以上、当然荷物を荷台に上げるか、自分の膝の上に置き、座席を空けるのが、普通の人間の行動ではなかろか。
次の駅が過ぎても荷物はそのままである。仕方無く「座りたいのですが」と言うと、黙って自分の足元にバッグを置いた。
これ、どういう事。日本人のマナーはどうなっているのだ。日本人の良いところは、言わなくても相手の気持ちを理解して行動する民族なのに、最近は酷いマナーになったものである。
例え前の立っている人が、座らずに郡山に行くとしても、座席の荷物を除くのが、当然ではなかろうか?
そして、私は体力的には衰えていないから、こんな事は言いたくはないが、67歳なのである。韓国なら、座っている若者が、当然のように立って席を呉れるのだ。これはどこででも見られる光景である。
韓国では歳の差が絶対的な尺度であり、10年以上歳の上の人の前では、タバコも吸わない。吸う場合は横に向いて、手でタバコを隔して吸っている。それだけ目上の人を敬うのである。そんな光景、日本では見られないけどね。