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ひつじのつぶやき

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Feb 5, 2005
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カテゴリ:アート関連
せっかく毎週東京通いをしているので
美術展とかもみていこうかなと思って、
今日は臨床美術の授業(こちらの話は後日書きます)の帰りに
どこか立ち寄ろうと思い立ちました。

ぴあをみたらいくつか興味深い展示があって迷ったのですが
ガレ展みたかったけど横浜だし、あ、横浜と思ってたら江戸東京博物館だった。
とりあえず授業を夕方まで受けたあとで行っても
閉館時間までに余裕のあるところとなると結構限られてくるのですが、

私は写真をみるのが好きなので
(風景なんかは撮るのも結構好きです。下手だけど。
デジカメは未だに使い方わからないけど・・^^;
撮られるつまり被写体になるのは苦手です・・)
渋谷Bunkamuraの写真展 地球を生きる子どもたちをみてから帰ろうと思い渋谷駅へ。
むちゃくちゃ混んでましたね渋谷。土曜夜だから?
一応大学生なので学生料金で入れるのがうれしかった。

タイトルどおりテーマは世界各地の子供。
写真家は外国人ではキャパやユージン・スミスなど、
日本人では沢田教一、土門拳、長倉洋海などによる写真が展示されていました。
世界史の教科書に載っていた有名な写真もいくつか見ることができました。
幸せそうな子供から
戦争や事件、公害、民族的・社会的事情等に巻き込まれた不幸な子供まで
写真家がとらえた彼らのありのままの瞬間や様子、表情が一度に展示されています。
まだ記憶に新しい、昨年のロシアの小学校テロ事件のときの写真もありました。
あと上野動物園にて、戦争中、逃げるといけないから
猛獣や大動物を殺すように動物園に対して指令があったものの
毒餌を与えても食べないので餓死させたとして有名な、
象の花子の写真もありました。
象は子供に人気があるんですよね。
花子と、花子の芸をながめる子供たちの写真でした。
花子って絵本「かわいそうなぞう」にも、でてきましたっけ??
名前覚えてるのは、トンキーですけど・・

やはり単純に幸せそうな写真をみるとこちらも幸せな気分になるし
痛々しい写真や悲しそうな表情の写真はこちらもみていて苦しくなりました。

子供を撮るのって、写真家に対して子供が心を開かないと
ありのままの表情などは撮れないと思うのですが、

土門拳さんは、子供に好かれた写真家だったんだろうなというのを感じました。
 →土門拳記念館
  ※このなかの「土門拳について」のページの「写真の立場」という文には、
  写真の価値について大変深いことが書いてあると思います。
  その言葉の重みは巨匠といわれるに値するすごさです。

現在も活躍中の長倉洋海さんもとてもいい写真を撮ると思いました。
吉田ルイ子さんの写真も好きです。
今回の写真展にはBunkamuraのホームページの詳細みたら
主な出品作家に吉田さんのお名前あがってないみたいですが?
でもハーレムの写真、あったけどなあ・・吉田さんのだったと思うけど?
吉田さんのサイトには、「出展します」と書いてあったし

ポストカードは、特に気に入った
子犬を懐に抱いて読経するブータンの子供のと
水を運ぶカンボジア難民キャンプの女の子のを1枚ずつ買いました。
今漢字変換して知ったけど子犬と小犬って意味違うんだねー。









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Last updated  Feb 10, 2005 06:54:15 PM
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